2011.11.8(火)
5日洛北鷹峯源光庵。目当ては杜鵑であったがすでに盛りは過ぎていた。地面にははなびらが多数おちていた。曹洞宗の禅寺だった。毎月第一日曜に坐禅会を催されるが、明日6日は中止すると張り紙があった。
紅葉は予想していたとおりまだだった。かわりにススキが目についた。「ススキの穂おいでおいでと呼んでいる」という小学生の句をおもいだした。
「悟りの窓」。悟りと悟ったうちは、悟りではないという。悟りは、吾の心と書く。吾の心は浮沈はなはだし。本当の自分はいずこぞ。道に迷っているばかり。「迷いの窓」がちゃんと隣にある。
しかし、しかし紅葉で真っ赤な場面もみたいのである。
杜鵑