朱雀庵 のほほん京日記

源氏物語探訪改題。

日常の出来事など、気楽に発信していきます。

2017京の冬の旅 壬生寺

2017-02-14 05:17:39 | 小旅行

2017.2.13 (月)はれ

2月13日 壬生寺本堂 鉄筋コンクリート造りである。1962年(昭和37年)7月放火により全焼した。昭和45年、再建された。本尊は延命地蔵菩薩立像。境内の北東には狂言堂(大念佛堂)がある。今回公開されると聞いて、行って来た。狂言堂は壬生狂言の舞台のある建物である。1789年(寛政元年)に建てられる。2階部分が舞台。1階は、面、衣装、小道具が保管されている。面は、200ほどあり、それぞれ微妙に表情が違う。300年、400年前の面も現役で使われているそうだ。小学生から80歳の方まで約30名が、学業や仕事の合間稽古しているとのこと。節分に1演目、5月の連休と10月の連休で11演目上演される。30演目あるから全てを観るには、3,4年はかかるそうだ。急な階段を上がると2階の舞台だ。南北5メートル東西12メートルと推量した。舞台の北面には地蔵尊が祀られているいる。東西の真ん中あたりで、かぎ型にへこみ、橋掛かりとなっている。今は、戸板で閉ざされているが、目と鼻の先が観覧席となっている。観覧席の下は「壬生寺保育園」。