申命記 6章
ブログのタイトルの写真は近くの橋からの定点撮影によるものです。季節ごとにどのように表情が変わるのかを自分でも確認しつつ、詩篇1篇の「その人は水路のそばに植わった木のようだ」とのみことばをおぼえたいと水辺の様子にしました。お気づきかもしれませんが、数日前にこの写真を最新のものに変えました。川は半分ほど凍っています。月曜日の最低気温がマイナス6度とのことですので、さらに広がるかもしれません。そんな中でも鳥たちは平気のようです。
「聞きなさい」で始まる4-5節のことばは、約束の地カナンでイスラエルの民がしあわせに生きるために、モーセが語った主の命令です。後に主イエスは、「律法の中で、たいせつな戒めはどれですか」という律法の専門家の悪意ある質問に答え、『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くしてあなたの神である主を愛せよ。』これが大切な第一の戒めです」とお答えになりました(マタイの福音書22章36、37節)。十戒は、イエスがここでお答えになった第一の戒めと第二の戒め「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」に要約されます。
「これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい」という7節のことばとを考えてみました。親である者がまず、神を愛する、いや、神を愛そうと努める姿が子どもの前にあるのではないかと考えるのです。「自分のことはさておき、おまえたちは神を愛するのだ」と言いたくなるようなときもあります。それほど、「神を愛せよ」という第一の戒めは、それを受け取るものには重いもの。「聞きなさい」という最初の問いかけは、あきらめず投げ捨てずに、神を愛し続けるようつとめよとの促しに響きます。