素晴らしき「日本」

地球上で一番古い国、伝統のある日本

防衛予算を倍増する程の大規模改革を急ぐときだ

2016-12-14 13:54:18 | 日記
ASBはアメリカの核抑止力が有効であることを前提に、通常戦力による軍事バランスを維持して紛争を抑止し、長期戦で中国の国力を疲弊させ、 終戦に導く戦略だ。

 一方、中国のそれはShort Sharp War、短期・高強度戦法と呼ばれる。核以外の全ての力を集中させて短期決戦の局地戦で勝つという考えだ。

 現在の米軍の作戦では、中国にミサイル発射の兆候が確認されれば、空 母も海・空軍も第2列島線の東側に退き、眼前の敵には日本が立ち向かう構図である。

 であれば、日本の防衛の根本的見直しが必要なのは明らかだ。自衛隊は装備も隊員も圧倒的不足の中にある。加えて憲法も自衛隊法も専守防衛の 精神にどっぷり浸り、自衛隊の行動も攻撃能力も厳しく制限されているではないか。

 アメリカは第1列島線防御を長期戦で考えるが、最前線に立つ第1列島線の構成国は日本、台湾、フィリピンだ。日本以外の2カ国はもとより、 日本に「長期戦」に耐える力などあるのか。

 週刊誌『AERA』の世論調査では、自衛戦争も認めない日本人は男性で3割、女性で5割以上を占めていた。こんな状況で、厳しい制限下にある自衛隊が第1列島線を守り切ることなど不可能だ。そのとき、日本国は 中国軍に押さえられる。悪夢が現実になるかもしれない局面が見えてきているいま、警鐘を乱打し、国民に危機を伝えることが政府の役割であろう。

 中国軍の下で日本が何をさせられるかについてはアジアの同朋の悲劇を思い起こすのがよい。かつてモンゴルを占領した中国はモンゴル軍にチベットを攻めさせた。日本をおさえた段階で、中国は自衛隊を中国の先兵として戦線に強制的に送り出すだろう。悲惨である。国防の危機を前にして戦わない選択肢はないのである。

 オバマ米政権も日本も手をこまねいた結果、中国は多くの分野で優位性を手にした。2020年の東京オリンピックまでに日中の軍事力の差は1対5に拡大する。孫子の兵法では速やかに戦って勝ち取るべき、中国圧倒的有利の状況が生まれてしまう。

 力をつけた中国が日本を核で恫喝することも十分考えられる。ミサイルなどを大量に撃ち込み、到底防御しきれない状況に日本を追い込む飽和攻 撃も懸念されている。わが国の弾薬備蓄量の少なさを中国は十分に知っているため、日本の弾が尽きる頃合いを見てさらなる攻撃をかければ、日本は落ちると読んでいるだろう。

 一旦達成すればどの国も挑戦すらできない一大強国を出現させるのが人 工知能とスーパーコンピューターによる「シンギュラリティ(特異点)」 である。そこに中国があと数年で到達する可能性を、3期連続世界一の省 エネスーパーコンピューターをつくった齋藤元章氏が警告する。
 そのうえで、誰よりも一番戦争を回避したいと念じている自衛隊制服組の声に耳を傾けよ。戦争回避のために必要だと、彼らが考える防衛装備と人員を整え、防衛予算を倍増する程の大規模改革を急ぐときだ。

 自民党の歴史的使命は、この大危機の前で、憲法前文と9条2項の改正 が日本の運命を決することを国民に誠心誠意説くことであろう
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