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オリンピックの水着問題に見られる日本製造業の光と影

中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日はオリンピックについてのお話です。

北京オリンピックが近づいてきたことで、オリンピックに関する話題が世間を賑わせています。

特に話題になっているのは、水泳の水着問題ではないでしょうか。

スピード社が開発した水着を、日本水泳チームが着るのかどうかが話題になっていますね。

そこに新たな救世主が現れるかもしれないというのが、以下の記事です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080511-00000035-spn-spo

この記事を見て、ある分野に特化した日本の中小企業の技術力の高さを感じた方も多いでしょう。まだまだ日本の中小企業は元気です。

一方、この記事で注目していただきたいのが、

「昨年10月に日本水連と契約するミズノ、アシックス、デサントの3社に持ち込んだ際には断られた。だが、今回は逆に3社から別々に素材の提供を求められ、9日にテスト用素材の納品を済ませた。」

という部分です。

なぜこのような展開になったのかという原因解明は必要でしょうね。明らかに後手後手の対応になっていて、疑問を感じます。

時間的な問題なのか、自社技術へのこだわりなのか、単なるテスト不足なのか、業界全体の慣習の問題なのか。

私には、「日本製造業の影」の部分が表面化した象徴的な事件のように見えてなりません。

グローバルレベルでの競争環境に遅れをとっている「日本製造業の影」への対応は急務です。


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