止まらず一歩

何かをさがして
舞台を増やしたり変えたりしながら
それを残していこうと思います

安倍首相「みっともない憲法」(再掲)

2016-11-02 14:00:23 | Weblog
 「冗舌な首相が、貝のように答弁しなくなる場面がある」
 10/12衆院予算委員会で山尾志桜里議員(民進党)が切り出した。
 アベ首相が寡黙になるというのは、憲法改正見解である。
 7月には「前文から全て、変えたいと思っています」と言っていた。
 彼の憲法改正への思いを探ってみよう。

    Googleの<政治家と話そう>というイベントで、「自民党とし
    ては、今後どのような分野の政策に、もっとも力を入れて行
    きたいと思いますか?」という質問に対して、安倍総裁は現
    行憲法を『みっともない憲法』と酷評し、憲法改正に力を入れ
    ていく事を示唆した。(2012,12,14・朝日新聞)
 その動画から安倍発言を文字おこしして見てみよう。
 「あの、日本国憲法の前文にはですね、『平和を愛する諸国民の
 公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意
 した』と書いてあるんですね。つまり、自分たちの安全を世界に任
 せますよと、ゆっている。そして、えぇ~『専制と隷従、圧迫と偏狭
 をこの地上から永遠に除去しようと務めている国際社会において、
 名誉ある地位を占めたいと思う』。自分たちが専制と隷従、圧迫と
 偏狭を無くそうと考えているんじゃないのですよ。国際社会がそう
 思っているから、それを褒めてもらおうと、いじましいんですけど
 ね、みっともない憲法ですよ、はっきり言って。これは日本人が作
 ったんじゃないんですからね。こんな憲法を持っている以上です
 ね、えぇ~外務省も自分たちが発言すると言うのは、憲法上、義
 務づけられていないんだから、それは国際社会に任せるんですか
 らね。精神がそうなってしまっているんですね。まぁ、そっから変え
 ていくと言うのが私は大切だと思います。」(文字おこし了)

 アベ総裁はイベントに参加するため、誰かのククチャーを受け意
 欲的に語ってくれたが、この「みっともない憲法」発言に対しては、
 次のような批判がある。
 ➀憲法前文は「日本国民は恒久の平和を念願し、人間相互の関
 係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって」 のあと、彼
 がいう『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの
 安全と生存を保持しようと決意した』に続いている。ここで、『日本
 国民』に対する『諸国民=外国の人たち』になって、安倍流では
 「世界の人たちを信じて日本の安全を任せている」ことになるのだ
 ろう。
 中国や北朝鮮のことが頭のすみにあったのかもしれないが、
 憲法は「平和を愛さない諸国民の公正と信義」にも信頼しろとは
 言っていない。まして、第9条で『戦争を放棄』しても、個別自衛権
 まで否定していないと解釈されているので「国の安全を世界に任
 せてい」るということには当たらない。
 ➁『専制と隷従、圧迫と偏狭を~~』のくだりについては
 専制と隷従、圧迫と偏狭をなくそうと考えているのは国際社会で
 「自分たち(日本)はそうと考えていない」とは、よくも言えたものだ。
 その結果が「国際社会がそう思っているなら、それに付き合うこと
 で褒めてもらおう」と憲法が言っている。と受け取っている。
 一応は大学の法学部を卒業していることになっているが、無茶苦
 茶な解釈だ。
 ➂後段は意味不明。
 そんな思いが『いじましくて、みっともない憲法』になったのだろう。
 しかし、現行憲法の前文を理念として気に入っている人は案外多
 いのでは無かろうか。
 去年から、日本国憲法がノーベル平和賞候補に上げられているの
 はそんな理念が評価されたからだと思う。
 過去の発言とはいえ、どこにも書いてない理屈を持ち出して《みっ
 ともない憲法》呼ばわりしたのが過去の首相経験者で、再び返り
 咲いて今の首相でもあるとは・・・そんな者を再び選んでいる国民
 の見識が世界から疑われる。

 こんなバカと比較して申し訳ないが、
 <天皇陛下80才誕生日の記者会見>のお言葉を紹介する。
  「戦後、連合国の占領下にあった日本は、平和と民主主義を守
  るべき大切なものとして日本国憲法をつくり、さまざまな改革を
  行って、今日の日本を築きました。 戦争で荒廃した国土を立て
  直し、かつ改善していくために当時のわが国の人々の払った努
  力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知
  日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」

  日本国憲法の受け止め方について
  天皇陛下は「平和と民主主義を守るべき大切なもの」とし、
  日本国総理大臣は「いじましく、みっともない」と発言している。
  (2014.10.10/安倍首相「みっともない憲法」より再掲)

  《憲法99条》 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官
    その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
  
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« アスリートは金喰い虫 | トップ | ヒラリー「日中対立の激化は... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事