クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

男の仕事場

2012-07-26 14:22:37 | ガレージレポート(オリジナルボックス)

まずブレーキペダルの高さを確かめます。
それも、ある強さの減速Gを出した時の高さを基準にして(つまり、ハードアタック中)
アクセルペダルの高さをまず求めます。
次にブレーキペダルとアクセルペダルの距離感をさぐります。
これでA,Bペダルの位置関係が“およそ”決まり、次はアクセルペダルの床からの高さ。
足裏に当たる角度、アクセルを踏み込んでいった時のタッチ、全開位置の足首の角度を
微調整(これが一番時間をとります)。
扱い易いポジションにアクセルペダルを置く作業は、空間の位置決めだから、
それなりに時間もかかるが、とても大切な作業。
そして忘れてはいけないのが、ドライバーの身長、靴のサイズに、“好み”(ドライビングスタイル)も
取り入れなくてはいけないこと。
今回は25,0~26,5cmサイズの靴の人なら、うまく合わせられるよう、ペダル全体の
高さに合わせて床面を改造した。
ついでにカカトの部分の滑り止めを貼って、仕事場のチューニングが完成。
ペダルパッドは全て純正の新品になった。
これでスッキリもしたし、足裏に適度なグリップが得られる頼もしいタッチになった。
ペダル回りなんて、少々扱いづらくても、それなりに乗りこなすのがうまいドライバーと
呼ばれる条件の一つかもしれないけど、扱いづらいものをそのままにしないで
扱い勝手を改善するのも大切なチューニングだと思っています。
オーダーメイドのペダルレイアウトにして、男の仕事場らしくなりました。
これで運転が“精度高く”楽しめそうです、きっと。

            

*アクセルペダルの裏面。ため息の出るデザインです。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tora)
2012-07-26 23:00:50
こんばんは。  髪の毛をレインボーに染めて ハスに構えてた若者が、 黒髪の好青年に!って感じでございますなぁ~♪
書き込みありがとうございます (くにまさ)
2012-07-27 13:03:05
そんなところです。
まず基本に立ち帰る。
ペダルパッドってグリップがとても重要。
だからタイヤと同じで、使えば摩耗する・・・。
純正って良くできています。
今は樹脂製品ばかり (コンパクトカー大好き)
2012-07-31 22:25:48
こんばんは

気になりましたので
コメントさせてもらいました。

今の車は、アクセルペダル全部が
樹脂製品なのが多くなってます。

またDBWになり、リニアに反応しません。

どう対処されてますか?

>アクセルペダルの床からの高さ。
足裏に当たる角度、アクセルを踏み込んでいった時のタッチ、全開位置の足首の角度を
微調整(これが一番時間をとります)。
書き込みありがとうございます (くにまさ)
2012-08-01 13:52:21
これはもう手も足も出ません!
以前のブログで書いたように、エンジンの燃料の適合はベンチで行い、
アクセルペダルとセンサーは誰かが車に“適合”させた設計をするけど
運転席に座って車を動かした時に、どういった扱い勝手なのかの確認なんて
やってないでしょう、の車ばかりです。
おそらくそのことを言われているのだと思います。
欧州車も美國車もそんなイイ加減な仕上げのものは1台もありません。
ラジコンのステックを足で操作しているようなノーコン感覚は
MADE IN ○○○○○、オモチャですよ、はっきり言って。

コメントを投稿