会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1362

2017-03-15 19:58:04 | Weblog
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南京余唱・會津八一 2012・7・2(月)

 南京余唱42首(大正14年)の解説を終わった。順次紹介しているが一覧ページを参照してほしい。代表作・南京新唱99首(明治41年~大正13年)は八一の哀愁を含む青春の歌であり、とりわけ仏像の歌は官能的感覚的な把握を通して豊かにおおらかに詠まれている。そうしたことが多くの人の共感を呼んだ。
 南京新唱に続く南京余唱は早稲田中学教師から早大高等学院教授となった大正14年に詠まれた。この時期は奈良美術研究会を作ったり、また写真家・小川晴暘(飛鳥園)と作った写真集「室生寺大観」を出版するなどして、奈良美術(史)の学者として充実した時間を過ごしていた。
 この年の春、中国大陸の石仏調査のため乗馬の練習をしていた八一は乗馬服姿で奈良に行っている。その時、吉野へも足を延ばして歌を詠んだ。同年秋の奈良と京都で作った歌を加えた42首を南京余唱と名づけ、昭和11年に第2歌集として出版した。新唱に比べると平淡な中に深みが増した歌が多く、鹿鳴を通して人生の深い寂寥を感じさせる秀歌も収録されている。
 さらに、奈良の歌を詠んだ歌として昭和3年に13首作り、南京続唱としてを発表している。 
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