会津八一に関するブログ 369
山鳩・第19首(会津八一) 2013・6・9(日) 解説
ひかり なき とこよ の のべ の はて に して
なほ か きく らむ やまばと の こゑ
(光無き常世の野辺の果てにしてなほか聞くらむ山鳩の声)
光も色も音も無いであろう野辺の果てで、きい子が山鳩の声を聞いているだろうかと詠う八一の姿は悲しみにあふれている。
山鳩・第19首(会津八一) 2013・6・9(日) 解説
ひかり なき とこよ の のべ の はて に して
なほ か きく らむ やまばと の こゑ
(光無き常世の野辺の果てにしてなほか聞くらむ山鳩の声)
光も色も音も無いであろう野辺の果てで、きい子が山鳩の声を聞いているだろうかと詠う八一の姿は悲しみにあふれている。