師匠のつづき

サラリーマン時代、月に１回は合コンメンバーで予定会議を開いていました。

場所は深夜のファミレス。
スーツ姿の男３人がシステム手帳を開いてスケジュール調整する姿は、
仕事をしているようにしか見えません。
でも、その内容は・・・

メンバーＡ：「先方はこの日しかできないと言っているので、この日でお願いします。」
師匠：「俺は空いてるよ」
メンバーＢ：「困ったな。その日はお客さんとこ行かなきゃなんないんだけど・・」
師匠：「別の日じゃダメなの？」
メンバーＢ：「・・・・・・。分かりました。ずらします。」
師匠：「じゃ決定。時間は２０時からね。場所は？」
メンバーＡ：「決まり次第電話します」

師匠：「＊新規のネタは？」
＊新規のネタ
・・・・・合コンした女の子からの紹介ネタ（子合コン・孫合コン）は除かれるので、厳しかった
メンバーＡ：「今月は今のところないです」
メンバーＢ：「僕もちょっと・・」
師匠：「月に１個は新規でネタ持って来るって決まりだろ！」
メンバーＡ・Ｂ：「すみません」
師匠：「俺なんかこのネタ拾うのにどんだけ苦労したか」
　　 「マイラインの勧誘のふりして駅前でナンパして取ってきたんだぞ！」
　　 「この前だって有線の営業のふりしてマンションに飛び込みしてきたし」
　　 「女の子に本当に契約するって言われて焦ったっつーの」
メンバーＡ・Ｂ：大爆笑

師匠：「仕方ない。＊メモリーの棚卸しよう」
＊メモリーの棚卸
・・・・・しばらく電話していない女の子全てに連絡を取り、電話番号が生きているか確認すると同時に、眠っているネタを掘り起こす作業。すごく大変なので年２回が限界。

と、こんな内容の会議です。
ある意味、会社の会議より厳しかったです。
懐かしいなぁ。