セントシュタイン三丁目

DQ9の二次創作(主にイザ女主小説)の、全くの個人的趣味なブログです。攻略の役には立ちません。悪しからずご了承ください。

湯上がりオマケ話

2017年06月15日 23時59分49秒 | 本編前
「湯上がり」の直後の短い話、女主視点。

 湯上がりのさっぱりした姿と爽やかな表情で寛いでくれているお師匠様。ミミだけがときどき見ることができる、いつもの姿だったが、先ほど見てしまった姿は・・・めったに見られないことだったので、ミミを激しく動揺させていた。
(イザヤール様の・・・お、お腹、見ちゃった・・・)
 彫刻を刻んだみたいに綺麗に割れている腹筋を、さすが鍛錬の賜と感心する前にドキドキしてしまう自分が恥ずかしい。
(他の人のお腹は、見ちゃったとしても全然ドキドキしないのにな・・・)
 好きな人の綺麗な体だから、それはわかっているけれど。誰にも知られてはいけない想いなのに、勝手に鼓動を速める心臓や、赤くなってしまう顔が恨めしい。
 そんなミミの想いを知らず、イザヤールはミミが飲み物を作ってくれている様子を嬉しそうに眺めていたが、やがて少し戸惑った声で尋ねた。
「・・・ミミ、炭酸水の飲み物は、そんなに混ぜなくていいのだぞ?」
 そう言われてミミは、グラスの中身をマドラーでやたらにぐるぐるしていたことに初めて気付いた。
「も、申し訳ございません、炭酸抜けちゃってますよね!すぐ作り直します!」
「いや、これでいい」
 せっかく作ってくれたのだから、と、イザヤールはグラスを取り上げ一気に飲み干し、満足そうな吐息をして笑う。ミミも幸せな気持ちになって、顔を赤くしたまま微笑んだ。〈了〉
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