関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

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【映画 感想】 豪SF新作『Science Fiction Volume One:ジ・オシリス・チャイルド』を観て

2017年08月24日 | 日記


うーん、世界観が拡がらない。

だだっ広く、ただただ埃っぽい荒野が連なる辺境惑星。小ぢんまりとした植民街区を除き、あとは重罪人を収容する監獄と(荒くれ人種が彷徨う)開拓の大地だけ・・・・言わばこの星、宇宙サイズの『18世紀のオーストラリア大陸』って感じ?か。そう言や、なぜか白人しかいないし^^;

ストーリーの前哨部分、雲海上に浮かぶ巨大な軍事指令ステーションで、女性長官殿が優雅に寿司?を食ってる1/4分目くらいまでの映像テンポは悪くなかった。けど、(主演級キャストのひとり=)ソマーヴィル中尉とその娘インディとの関係を丁寧に描いたワリには、中盤以降、ストーリー展開は気ぜわしくなって落ち着かない。

そうこうするうちに、監獄では囚人の反乱が起き、人間由来のモンスター(槍のような舌で突くことにより、他の人間の遺伝子も変異させて同種のモンスターに換えてしまう)がいっきに増殖。植民者らを襲い、惑星をパニックに陥れる。空の上から「高みの見物」をしている長官は植民者を早々に見捨て、いったん地上の生命を「強制抹消」する決断を下す。そうはなるものかと、軍紀に逆らい単身、地上のインディを救出に向かう中尉…。

ちなみに、このソマーヴィル中尉を演じるのは、シェーン・アベス監督の前作『インフィニ』でも主演(カーマイケル役)だったダニエル・マクファーソンだ。そこに、もうひとりの主役級キャスト(=元、地球で看護士だったが「曰く付きの試練」を機に自暴自棄となり、遥か最果ての星に流れ着いた)世捨て人のサイが絡んでくる。

刑務所の反乱から先は、スペースSFと言っても(文明崩壊後の地球を舞台にした)『マッドマックス2』以降さながらのイメージへ…。少しも、銀河のかなたの「よその星」を描いているようには^^;見えない。まさに、オーストラリアの原野じゃんよ、って感じ。まだしも『インフィニ』の方が辺境の異星っぽく描けてたと思う。

委細ネタバレは回避しとくが、エンディングも微妙。

一抹のスッキリ感はおろか、(壮大なる宇宙叙事詩の一端を観た、的な)満腹感の片鱗も残らない。もしかしたら監督は、キリスト教的な原罪の思念やら因果応報の理(ことわり)まで盛り込もうとしたのかも?しれないが、やはり『インフィニ』のときと同様、説得力にバランスを欠き、思いっきり独りよがりな印象は否めない。

あと、まったくの余談だが……①本作の「モンスター」の造形と、②ラストで急に凛々しく強いキャラに転じる「娘」の描きかたが、まるっきり題材の異なるホラー映画『ザ・モンスター(ブライアン・ベルチノ監督|2016年)』とナンたる偶然か激似。これには笑えた。

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シンガポールのスーパー店頭に並ぶ折詰め寿司パック、果たして「高い」のか「安い」のか???

2017年06月18日 | 日記
(このブログに「読者」なる人が存在するなら)おワカりの通り、先の投稿分から文体を従来の「です、ます調」から「である、だ調」に改めた。理由はカンタン、転居元の『関心ブログ』は日記であると同時に《関心空間》というSNSの一部だった。日記を読む人たちとの「心理的な」距離が近く、リアルな「人づきあい」を意識せざるを得ず、「である、だ調」で綴ると印象が冷たく、上から目線で偉そうに説教タレてる感が否めなかった。ゆえに、(入力作業としては面倒くさいが)ていねいに「日常の親類以外の人たちへの語り」になぞらえた「です、ます」で通していたのだ。

 …が、

転居先の"ここ"は、あくまでもブログ空間。読むためにしか読まれないコトが大半を占める。今さら、人づきあいを前提に置く環境にない。というワケで、今後とも(この文章で)お願いをしたい > 皆さま。なお、自分の生物学的『性』はオトコだが、一人称をジェンダー・フリーの平仮名「わたし」と記すのは旧来からの方針通りである。


さて、《かっぱ寿司》さん『食べ放題』キャンペーンが話題になっている。



(一番、量を食べるであろう)成人男性の設定価格1,580(税込1,706円)は、日本の食品スーパー店頭相場で言えば、うにイクラ各1を含み6貫程度からなる「上にぎり」折詰めパック…くらいのバリューに相当しようか。

それで『食べ放題』なのだから、まあ各店(平日のアイドリング・タイムにも関わらず)行列のできる反響、というのも良くワカる。

ところで日本人は、和食の定番であるこの「握り寿司」という食メニューに対し、漠然と「これだけ価格競争の進んだ"安く食える"国は当然、ニッポンである」と思い込んではいまいか。いや、もちろんロシアやアメリカには半貫当たり単価が(日本の常識価より)グンと低い店も存在する。しかし、彼らの握るのは「寿司もどき」であって、フツーに日本人の舌が「寿司と認める寿司」には遠く及ばない。ネタによっちゃ、SUSHIではあっても寿司とは別モノであると思った方がいい。

だから、主に近隣アジア食文化圏に拡がる「いわゆる"寿司"の値段なら、日本の"安い店"=世界じゅう探しても"安い店"」であろう。日本人なら皆、たぶん、そう思っている・・・・さて、そこでだ。美食のメッカ、シンガポールへと話を移そう。

海外ネットサーフィンを必須の日課としつつも、リアルな海外旅行は生理的にネガティブな自分なので、まずは以下の↓日本人ブログを読んでみた。



これを読むと、(おおむね結論は)日本食材は「現地でも人気だが値が張る。とにかく高い」と書かれている。ああ、そんなモノかな…とわたしも思っていた。

 しかし、だ。

サーフィン中に通りかかったシンガポール人の料理研究家(女性)のフィードでは、下のようなスーパー店頭の光景がツイ写されている。



これが(見た目、たしかに大量生産ぽくなれど)成りは前述の、「うにイクラ各1を含み6貫程度からなる《上?にぎり》折詰めパック」であったw  ちなみに2013年当時の通貨レート(と言っても現17年6月のレートと大差ない)だと、現地の消費税(7%)込みで定価『580円』が、おつとめ価格シールで『490円』になっている勘定である。

 ??? 

…異様に安くないか?ww  まあ、上で取材してた"日本食材専門"スーパーは品質で差別化してそうな光景を呈してるので、多少の「お高め感」はあったとしても^^; この、一般大手スーパーとの価格差は尋常でない。同じよーなパックなら、日本で「よほど安価だけをウリにした"味は2の次"の店」であっても、780円とか880円の値が付く。同ネタ揃えで定価580円は、不可能だ。

で、本日の表題に行き着く───シンガポールの寿司折りは「高い」のが正しいのか、実は地場では(何らかのカラクリで)本家に比べ「安い」のか。

ちなみに、ツイ写した料理ブロガー当人は(自国内の出来事だとは言え)「にわかには信じがたい値段」とのコメントを振り、半信半疑であるかのようにはリアクションしている。どなたかシンガポール在住のかた、理路明晰に解説できるなら、偽らざる「かの地の寿司事情」をご教授いただきたいものだ。
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福岡/警官の妻子殺し、現場宅は小郡郵便局の南75m…と容易に"Mapググり"できちゃう時代に、個人宅のTV空撮は『アリかナシか』。

2017年06月09日 | 日記
まあ(ネットの無い)昔であれば、TV局ヘリが事件現場を空撮しても、ごく地元の人でもない限り「あの辺りで殺人があったのか!?」とはならない。けれど、ググればPONと出る便利なご時世、『福岡県小郡市小板井の住宅で母子3人の遺体が見つかった事件』なんて(住所の)大字(おおあざ)まで晒され、加えてTVで空撮を報じてしまうと、Googleマップの衛星写真映像から、いとも簡単に「何丁目何番地」まで特定されちまう。







わたしが学童の時分(4~50年前)の古い新聞記事を読むと、地域欄の事故報道には被災者の住所が「何番地」まで書かれていた。

今はそれがプライバシー尊重の観点で、大字までの所在記載に留めるよう改められたのだと思う。それが未だに『TV空撮』などやってしまうと、新聞記事中でボカした意味があっさり!無効化してしまう。そのへん(報道界全体で)、ナンとか考えてもらいたいもんだと思う。


と言いながら、福岡の現場宅住所を晒している(当の)ブログ筆者である^^;が、「きょうび、こういうことになってるんです。それでも空撮を続けますか? >TV局」という意味で、過激かもしれないが問題提起しておきたい。


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新年お初投稿・・・も、(今年公開予定の話題の)アノ作品の周辺から。

2017年01月11日 | 日記

前略 はや年(とし)、改まって二けたの日数が^^; 木枯らしのごとく"吹き抜け"てゆきました。 

新年を祝賀すべきところ、実は、わたくしめ喪に服しております。

 

11月に88歳で(実父たる)親父が あれよあれよと健康を損ね、緊急入院から僅か4日目の夜には逝ってしまうという"アクシデント"。 降って沸いたよーな慌ただしい暮れ模様の日々から、ブログも暫しの「開店休業」だった次第で。

 

で、昨年クリスマスに四十九日法要を終え、(父とは永らく絶縁に近かった身とは申せ、一応、長男であるからには"不肖の喪主"を務めざるを得なかった自分も)やれやれ・・・・・・せめて精神の癒しの足しに大晦日、かの『ローグ・ワン』などを3Dで鑑賞し、そんなこんなの「平常」復帰に歩み出したところでございます。

 

なので本日の洋画ネタも、ぶっちゃけ昨年11月にはUP予定で仕込んでいた^^;モノなのですが、ようやく!? 臆することを免れ、上げることができます。

ネタは(SF好きなら)ご存じ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』。 本邦5月公開予定。

まずは、ようつべから、オリジナル(字幕なしUSA版)の予告トライラーっ🔽

…で、この痛快なトレイラー公開と共に、あれよあれよと「関連視聴」されまくったのが、(実は)この動画のバックに流れるレトロ・英国ロックの佳曲『フォックス・オン・ザ・ラン』…!!

 

小生、この『フォックス・オン・ザ・ラン』はモロ、リアルタイムに聴きホジった世代なのでございまして、当然?(当時買った日本版の)EPレコードも🔽持っております^^。 自分の記憶では、(日本では)大ヒット未満の反響だったよーな。 

  

今聴くと「のどかで抒情感あふれるPOPロック」だな、という印象ですが、リリース当時は(これでも)先端のハードロックでございました。 初っ端イントロでピコピコなシンセ音も、その時分には聞きなれず、尖った刺激ビンビンに脳裏を突(つつ)いたものでして。

そんな楽曲でも何年か先、こうしてひとたび!人気映画に挿入される機会を得れば、たちまちのうちに十代~三十代の連中が『!?』と反応するモノなんですねえ。

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【ネタばれ!洋画に屁理屈】 『ARQ: 時の牢獄』の、ここが(常識から言って)解せないぞ!?ww

2016年11月04日 | 日記

この日記ブログでは、旧『関心空間』に籍があった頃から年に数回、SF洋画作品を"酷評"^^; しちょります。

なのでgooさんに移っても、この慣習は変えません。 今夜の"お題"はNETFLIX限定配信『ARQ: 時の牢獄』。 テーマ的には(よくある)タイムループ脱出サスペンスです。 ・・・などという表現をとれば、さしもの『恋はデジャ・ブ』は 「タイムループ脱出コメディ」!?ってコトになりますか。


さて、この作品。 理屈的にオカしなところがいくつか、散見されます。 いわゆる「ツッコミどころ満載」というやつです。 なかでも一番ゲセない、「おいおい、それはないだろ??」と思った点を書いてみようと思います。 作品のつくりやカメラワークは(こうした低予算作品のなかでは)及第レベルにあり、批判的な感想を吐く意図ではありませんので、誤解なきよう。

【💥警告💥】 ↓以下、完全にネタばれ。 先入観ゼロで本編を(これから)鑑賞しようと思ってるかたは読まないでください。
 
 
 
 
問題の発覚は、終盤のシーン。 永久機関『ARQ』の及ぼすタイムループ現象が、直径数十メートルの空間でのみ起こっている、と説かれます。 それより外では、時間は正常に流れ続けている。 と、いうコトで、これを〈前提1〉とします。

そして最後のクライマックス。 『ARQ』圏内での時間の反復は「これまでに数千回は繰り返されていた」という衝撃の?事実が・・・。 これを〈前提2〉とします。

何千回目かの最後に、敵となる企業の傭兵が戦闘ロボを(作品の舞台、主人公の)住宅内に突撃させるよう、司令部に要請。 ほどなく、ZMPと呼ばれる歩兵ロボが急襲してくる・・・あの印象的で To Be Continue 的?なラストへと。

そこで、もう1点。 ストーリー前段で、"強盗団"が3Dテレビを観ています。 リアルタイムな放映なハズですが、「トーラス(前述の産軍複合体企業)がLA区を制圧、戦勝の報が世界に…」などとニュース映像が流れますね。 まずここで〈前提1〉との関係で、疑問が生れます。 実際には、舞台の外側の世界ではフツーに時間が流れているハズです。 当然、TV局の時間もです。 フツーに考えたら、ここで受信されるニュースの中身は(登場人物の感じてる時間に対し)1ループするごとに1日、未来へズレていかないとイケない。 何十回とかループした日にゃ、いくらナンでも 〈ナンで 何か月も未来の光景が映ってるんだァ!?〉という話になり^^; ブロック(=当初は強盗団に思えた「抵抗民兵組織」) の一味は「起きている異変」に気づかされたでしょう。 ループ前の記憶があるとか、ないとか以前に!です。

まあ1000歩譲って、このARQ圏のなかだけはループ以前の時空と繋がって?て、TVニュースの電波も、歩兵ロボも、「その過去時点の世界からARQ圏内に やってくる」という説明を受け容れたとしましょう。

でも、解せなさは残る!のです。

それは終盤、主人公と元恋人ハンナが住宅の外へ脱出、例の「ARQ圏との境界」に気づくシーン。 ここで〈前提2〉を思い出してください。 彼らは(つか、彼らだけは)もう数千回のループを経て、たとえば3600回目だとすれば10年近くも「過去の時代」に幽閉されてる話になります。
 
辺りは一面、トーラス社が内戦に勝利して10年後、の世界です。 フツー、戦後復興が進み、トーラス社独裁の「秩序」が体を成しつつある光景が広がってなくてはなりません。 もちろん、「1万年は人類が住めない荒廃」との伏線らしき表現も見られますが、だったら人気(ひとけ)の皆無な、風の音だけが響くような荒れ野が広がってる…とかの(もっともらしい)描写がされて然るべきでしょう。

なのに、ですよ。

時間反復の「圏外」の光景として描写されるのは(画像↓下)、戦火の煙あがり、旅客機?墜落の痕跡も生々しい、モロ!内戦で疲弊したロサンゼルス郊外のそれ。 戦闘機らしき機影と爆音も遠方上空に映されます・・・これ、すなわち「トーラスの勝利どころか、"LA陥落"から10年経ってもドロ沼の戦闘状態」ってコトかい?? って話です。
 

 

さらに言や、仮に主人公らが(何万ループ目かの未来に)ARQを(数百年前の"過去"世界で)ブロックに引き渡せた?としても、です。 こんな小範囲のエリアしか時間を反復させられないんじゃ、兵器としての利用価値は薄いでしょう。 都市を飲みこむほどの「威力」にグレードUPするには、おそらく相当な建造年月をかけてビル1棟ほどもある巨大施設にしなくては。。。それを、トーラス社の完全優位にある(占領下の)LAで成し得る・・・としたら、それも非常に説得力に欠けるシナリオと言わざるを得ませんですからね~え。 はい。

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