速水御舟―新たなる魅力― 平塚市美術館へ行ってきました。(10/29)

展覧会チラシ 展覧会図録 絵は《オルヴェートにて》

《小春》1910年 《隠岐の海》1914年 《荒海》1915年
16歳 桑山美術館 20歳 広島県立美術館 21歳 ウッドワン美術館
これが16歳の作品とは、《隠岐の海》も《荒海》も、すごい才能、どんどん発展して
いくのですね。

《京の舞妓》 1920年 東京国立博物館
この絵の展示期間に行けてラッキーでした。いわゆる舞妓さんの絵とは違っていて
不思議な感じがしましたが、家に帰って大観の本を見たら、あからさまな写実を嫌っ
た大観が激怒し、除名騒ぎにまでなったそうです。(日本の美をめぐるー横山大観)
この細密な描写、着物・帯など、つくづくみとれました。畳・団扇・壷そして顔、ほん
とにリアルです。

《丘の並木》 1922年
大変気に入った絵です。でもハンマースホイを見たあとだったので、ついもう少し整理
してもなんて、余計なこと考えてしまいました。

《菊に猫》 1922年 《花の傍》 1932年
豊田市美術館
猫も犬も可愛い。《花の傍》はモダンな絵、縞の柄を見事に歌わせている感じ、花瓶の
花はまるでゴッホの向日葵のような挿しかた、三角の線が不思議、でもその色の濃淡
がここちよいです。

《円かなる月》(絶筆)1935年 霊友会妙一記念館
この絵が絶筆で40歳のものと知り驚きました。速水御舟について何も知らなかった
のです。あらためて年表を見て腸チフスで僅か4・5日で急死したと知り、そんなに若
くして亡くなられたとは、びっくり、完成度の高い絵でしたから。

《牡丹写生図巻》の一部分 1925年頃 《昆虫写生図巻》より部分 1925年
これは別室にあったものです。牡丹図は4m近く、いろいろな角度から、白・ピンク・
紅などで描かれすてきでした。
昆虫の写生、この絵は〖オオミズアオ〗(ヤママユ蛾科)だと思います。ヨーロッパ
では〖月の女神〗と呼ばれているそうですが、夏の頃毎年見かけていたのに、ここ
3年程は、姿をみせず、がっかり。この絵に遇えて嬉しい限りです。
山種美術館の《炎舞》にもこの美しい〖オオミズアオ〗も舞っていました。

展覧会チラシ 展覧会図録 絵は《オルヴェートにて》

《小春》1910年 《隠岐の海》1914年 《荒海》1915年
16歳 桑山美術館 20歳 広島県立美術館 21歳 ウッドワン美術館
これが16歳の作品とは、《隠岐の海》も《荒海》も、すごい才能、どんどん発展して
いくのですね。

《京の舞妓》 1920年 東京国立博物館
この絵の展示期間に行けてラッキーでした。いわゆる舞妓さんの絵とは違っていて
不思議な感じがしましたが、家に帰って大観の本を見たら、あからさまな写実を嫌っ
た大観が激怒し、除名騒ぎにまでなったそうです。(日本の美をめぐるー横山大観)
この細密な描写、着物・帯など、つくづくみとれました。畳・団扇・壷そして顔、ほん
とにリアルです。

《丘の並木》 1922年
大変気に入った絵です。でもハンマースホイを見たあとだったので、ついもう少し整理
してもなんて、余計なこと考えてしまいました。

《菊に猫》 1922年 《花の傍》 1932年
豊田市美術館
猫も犬も可愛い。《花の傍》はモダンな絵、縞の柄を見事に歌わせている感じ、花瓶の
花はまるでゴッホの向日葵のような挿しかた、三角の線が不思議、でもその色の濃淡
がここちよいです。

《円かなる月》(絶筆)1935年 霊友会妙一記念館
この絵が絶筆で40歳のものと知り驚きました。速水御舟について何も知らなかった
のです。あらためて年表を見て腸チフスで僅か4・5日で急死したと知り、そんなに若
くして亡くなられたとは、びっくり、完成度の高い絵でしたから。

《牡丹写生図巻》の一部分 1925年頃 《昆虫写生図巻》より部分 1925年
これは別室にあったものです。牡丹図は4m近く、いろいろな角度から、白・ピンク・
紅などで描かれすてきでした。
昆虫の写生、この絵は〖オオミズアオ〗(ヤママユ蛾科)だと思います。ヨーロッパ
では〖月の女神〗と呼ばれているそうですが、夏の頃毎年見かけていたのに、ここ
3年程は、姿をみせず、がっかり。この絵に遇えて嬉しい限りです。
山種美術館の《炎舞》にもこの美しい〖オオミズアオ〗も舞っていました。











行かないと後悔しそうな絵がいろいろとありますね。個人蔵のものも多いと聞いたので、滅多にない機会なのに、ちょっと足を伸ばすだけのことがつい億劫で。
大琳派展をみながら速水御舟のことを考えたりしていました。短い生涯にこれほどの作品を残しているのは本当に驚きです。
速水御舟をすっかり見直しました、殆ど山種美術館でしか見てなかったので、山種からの出品はなくても、いっぱい素晴しいものがあることに、何度も変わりながら絵が深くなっていくのを、目の当たり見る思いでした。
速水御舟はいつ見ても素晴らしいですね。
私もまとまった回顧展を見たことがなかっただけに、今回の展示は本当に感涙ものでした。
絶筆はまた御舟の次の展開が予兆される意欲的な作品ですね。
画業全般におけるあの絶え間ない革新は、誰も到達し得ない域に達していると思います。
新山種のオープニング回顧展も待ち遠しいです。
今回は友人と二人、相模線で茅ヶ崎に出て平塚へと、のんびり行ったのですが、あんなに沢山速水御舟にあえるとは、感激して帰りは新宿まわりで、延々とおしゃべりしてました。
来年の10月には新山種開館記念で御舟なのですね。渋谷からバスでと近くなって嬉しい、ほんとに待ち遠しいです。
こんばんは。
コメントとTBをありがとうございます。
1976年てまだ兜町のころですね、すごい!
私など「炎舞」だけ見た記憶があり、その強烈
な印象だけ覚えています。三番町に移ってからは
近くのフェアモントホテルに毎月古典の講義など
受けに行ってまして、よく帰りによりました。
フェアモントもなくなってしまい、来年は広尾に
移転とか、でも最初に御舟展とは、うれしいです。
沢山出るのでしょうね。愉しみ、御舟のすばらしさ
を満喫したいと思っています。
どうぞこれからもよろしくお願いします。