私設・大宮フィルの学級日誌

大宮フィルハーモニー管弦楽団の練習記録、ステージの記録、アーカイブなどなど。

1月24日(日)定期演奏会に向けて#4…あと12回、かな? いや、13回だった。

2016-01-24 17:08:12 | 練習の記録
1月24日のレポートです。
大寒波で日本中が雪のようですが、幸いさいたまは晴れて青空が広がっています。
子供の時は雪、うれしかったです。今は、即「雪かき!」につながるので勘弁してほしい。
でも雪が積もった朝の、あのシーンとした感じはいいですね。

先週欠席しましたので、レポートをする前に先週のホルンバルさんのを読んだら、今日の注意とほとんど同じ。
で、同じです!と済ませたいくらいですが、一応復習いたします。(「ふくしゅう」が「復讐」と変換されてドッキリ。)

眠り
1⃣序奏とリラの精
金管はシンコペーションをはっきり。
9:金管の3連符を正確に。タイの後の食いつきが遅れがちです。
  タイを外して、練習してください。
  またブレスは、回数を少なく。
27:最後までしっかり、弱くしない。
Andantino:ゆっくり、正確に。(in6で、1拍に4個入れます。弦はトレモロではありません)
61:ritします。眼鏡マーク。
Andante sosutenuto:歌いましょう。でもテンポは守る。1stVnが大変です。
どんなに大変かを見せてもらいました。あら大変ね・・・・とのんきに構えていたら、81からの2ndVn
はもっと大変でした。管の方はくれぐれもテンポキープ。
Vnは6連符の最初の音をリズム通りに入れる練習をしましょう。
2⃣Adagio(Pas d’action)
25にとびこまないように。カデンツで落ち着くところです。
28:Fg,Hr,Vc,Cbは4拍目を大事に。次の小節のアウフタクトが生かされます。
47:チャイ5の2楽章の盛り上がりを思い出しましょう。
Tempo1:金管はゆったり。イタリアオペラの雰囲気で。
51:ゆるむ。場面転換を予測しましょう。
70:Fg,BassTro,Tubはっきり出して。
71:ここも眼鏡マーク。
最後は重く、しっかり終わりましょう。
3⃣パス
4⃣Panorama
2拍子と3拍子の組み合わせを「楽しむ」曲です。このような複数リズムをポリリズムと呼ぶそうです。先週はVnに宿題が出たようです。木管の4個にVnの1個の組み合わせです。
(まだ、時々怪しい、がんばりましょう)
数えるのは大事ですが、もう少し色っぽく。
5⃣Valse
前にアンコールで演奏したことがあるので、大丈夫でしょう(!?!?)ということで本日はパス。
「眠り」はチャイコフスキー最晩年の作品で、とても緻密で難しい曲とのこと。
美しい曲を美しく弾きたいものです。

運命
3楽章
Vc.Cbはもっと圧力をかけて力強い響きを!
ベルリオーズが「象のダンス」と評したように、低音がメロディを力強く響かせることが求められる。
耳が聞こえなくなっていたベートーベンは響きをより強く感じていた(説明下手ですみません)
7:弦のスラースタカートは音符1個ずつを丁寧に歌う。Espressivo 。
19:メロディーはHrです、弦は合わせましょう。
33:4拍目を強く。ユニゾンでない、動きのある所はハーモニーを感じましょう。
37からのsfをしっかり出して、44のdimを効果的に。
67:4小節かけてcresc
101:木管は歌う
141:ゆっくり丁寧に。フーガになっています。渡されたら前よりも落とす。
213:ppですが、弓を使い歌います。途中で弓を返してOK
322:timpは休符で休まず、響きが残るように。

4楽章
テンポはキープして演奏します。聞き覚えたCDの雰囲気を真似しないできちんと演奏しましょう。
4小節目からVaと2ndVnは16分音符で刻みます。勝手にテンポを変えると、この2パートが焦ります。何度も出てくるパターンです。くれぐれも勝手に走らないでください。付点のリズムがあると1拍が短くなりがちです。
AのHr,木管はのびやかに歌いますが、伸びない。4拍目を正確に。
34:VaはVnを聞いて合わせましょう。
48:木管の♪をはっきり。
60:木管音の上昇とともにテンションを上げる。
B:弦は音階で弓を使いすぎない。
77:2拍目piu forteです。アクセントをつけて。
80:conFg,Vc,Cb以外は少し落とす。(2カッコ後も同様)
Cの前の木管は4小節フレーズのアンサンブル
C:cFg,Vc,Cbは力強く。
205に入る前の小節は7個で偶数ではないので、しっかり数える。(2小節単位が続いた後7個)
232:Va,2ndVnの刻みに合わせて歌う。タイの後を正確に合わせるために、早めに切る。
308:4小節間のsfを効かせる。1拍目は気にしないでもOK

以上、自分の未熟さを痛感しながらも、とても有意義な練習でした。
先生が何度も「エネルギーが、思いが足りない!!!ベートーベンは修行です。ごまかしは効きません」とおっしゃっていました。
私、修行好きかも!と自分発見。
古典なのに新しく、一生懸命登れば、その時に登れた高さで許容してくれる感のあるベートーベンだと
思います。なるべく高い山を目指し、一歩一歩丁寧に歩いていきたいです。
ベートーベン大好きのヴぁイオ林檎でした。



僕たちの出番はなかったニャ……。
長靴が必要かにゃー。

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