■単行本まで何マイル?(仮)

漫画家・由伊大輔のblog
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◆ 過去作品・掲載スケジュール

NEW ! 12月29日 集英社・ジャンプ+にて読切漫画36ページ掲載中
※アンケートはページを最後までめくると出てくる「いいジャン!」ボタンになりますが、アプリで読まないと押せないようです

『温泉幼精ハコネちゃん』2巻とアニメの続きの6話分を常時掲載中!
・その他、過去作品は こちらを参照ください。

デビュー前のお話(3)

2017年01月17日 | ●漫画制作
さて、2009年はひたすら持ち込みの年でした。運のいいことに夜学で通っていた学校が飯田橋にあり、フレックスコミックス編集部のある水道橋まで近かったため、結構な頻度で通いつめていました。

最初はまずデビューを目指して案の持込をしていて、この時は「主人公は過去にトラウマがあり、成長してそれを克服する話」という王道漫画を描きました。ちゃんと以前の持込の反省点を生かせていますね、偉い! この作品は2010年の1月にネット配信され無事に漫画家デビューを飾るわけですが、今では配信は停止していて読めません。


↑こんなキャラの漫画でした。巫女さん主役で、ジャンルは妖怪退治モノ。本文は読めませんが、掲載サイトはこちら。あとどうでもいいことですが、サブヒロインの葛城佳奈さんは『ぺろわん!』の葛城綾奈さんの姉と言う設定でした(それなりに似ているはず、、、)。チャンスがあれば『ぺろわん!』で出そうと思っていたのですが、かなわず。


そしてここで特筆すべきことは、人生で初めてデジタル作画を導入したことです。最初の数ページはペンまではアナログで仕上げだけデジタルにして様子を探っていたのですが、途中でペンもデジタルで問題ないことがわかり、すぐにフルデジタルになりました。この作品まではネームはアナログだったので、コピー用紙の切り貼りを随分した記憶があります(この次からはネームもフルデジタルです)。

フルデジタルで驚いたのは、トーンが無料で使い放題ということ、トーンを切り貼りではなく「流し込み」「塗る」感覚で使えることです。これは本当に便利です、アナログの現場でひたすら時間をかけてトーンを削っていたのはなんだったのかと思います(苦笑)。

フルデジタルに移行するのは大変だという人が結構いますが、自分は楽勝でした。なぜなら、ペン入れがそこまで上手くなかったからです。ペン入れが上手い作家さんは、アナログペンをキレイに入れるため・自分の味を出すためにものすごい練習を積んできています。結果、それをデジタルで容易に再現できずアナログを抜け出せません。自分にはそこまでこだわるほどのペン入れテクニックはまだ備わっていなかったので、全く問題なくデジタルに移行できました。正直、運が良かったと思います。

ネームが通ったあとは、夕方まで仕事、その後深夜まで夜学、そのあとの1~2時間と休日を費やしてひたすら作画をしていました。さて、そんなわけで2009年はデジタル元年であり、秋に原稿が完成して2010年1月には読切漫画として掲載され、デビューとなります。

そして、漫画家にとって持込、デビューの次の大きな壁となる「連載」へと向かっていくことになります。次回は連載獲得に向けて長い長い挑戦の日々となる2010年のお話。

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デビュー前のお話(2)

2017年01月13日 | ●漫画制作
そんなわけで2006年の次は2008年の持込となりました。このブログは、この時の持込成功をきっかけに始まっていますので、ここまでが前史になります。

2008年の秋、今度は4コマ漫画での持込を画策します。何故そうなったかというと、その頃は昼間は会社勤めをしながら資格取得のための夜学にも通っており、正直もう30pクラスのストーリー漫画を描く余裕など全く無かったからです。また、夜学のほうで同じく漫画家を目指している人に出会い、その人が4コマ志望だったのを見て、これなら時間が少なくても描ける!と思ったからです(この人も後にプロデビューに成功しました)。で、描いたのが婦警さん4コマ。これを、H社に持ち込みました。


その時の4コマがこれ↑

その時の反応は、普通に批評されて終わりました。絵はまあまあいいけど、もっと百合に振ってみたら、とか言われた気がします(正直うろおぼえです)。今回も名刺は出ず、ガックリきたのを覚えています。で、今回は短い4コマ漫画だったおかげで時間をそこまで掛けていないためガックリ度合いも低く、諦めずすぐに2本目を描きました(前回の失敗から学んでいます)。今度は王道の学園4コマで、自分の好みを全部詰め込んだ作品です。この作品でダメならもうダメだ、というくらい、思い切り好みを詰め込みました。

その時の4コマがこれ↑ 全文はこちら→ p1 p2 p3 p4 p5 p6 連載デビュー作である『ぺろわん!』に続くM気質路線の発祥がここです(苦笑)。この作品と婦警4コマをセットにして14ページで、また2社ほど持ち込みました。S社(集英社ではありません)と、後にデビューをさせてもらうフレックスコミックスです。

S社では普通に批評をされて終わり。もはや想定内だったので次へ。そしてフレックスコミックスでは一通り読んでもらった後、すぐに名刺が出ました。初名刺だったので、これは本当に嬉しかったのを覚えています。ついに自力で名刺を貰った!と。更にここでミラクルが起こります、編集さんに「うちは4コマやってないけどいいですか?」と言われたのです。こちらとしてはストーリー志望なので、願ったり叶ったりです。そんなわけで、持込3作品・4社目にして人生初の持込成功となり、フレックスコミックス編集部に通い始めることになります。

フレックスコミックスというのは現在でいうコミックメテオの前身です。つまり、この初持込成功が、そのまま7年後の『温泉幼精ハコネちゃん』のアニメ化まで直結しているのです。世の中何がどうなるかわからないものですね。この時のフレックスコミックスは新進気鋭のWEBコミックであり、まだWEBコミックが少ない時代の、いわば先駆者的存在でした。WEBなので掲載枠の制限も雑誌より緩く、掲載も勝ち取りやすいと考えてここで頑張っていこうと考えました。

次回はフレックスコミックスでのデビュー読切掲載までのお話。

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デビュー前のお話(1)

2017年01月11日 | ●漫画制作
さて、次の作品が載るまでまたココを更新しないわけにはいかないし、ちょっと過去の話でもします。2009年からつけているこのブログですが、当時はリアルタイムだったので読切デビューと連載デビュー辺りの細かい推移がぼかされています。7年経ってもう時効だと思うので、この辺を少し詳しく書きます(いや、別に何か悪いことをしたわけじゃないですけど)。

自分の持込歴は2006年の秋から始まっています。それまでは月刊誌でアシスタントを勤めており、ようやくまともな作画力がついたので持込を始めたというわけです。当時ハマっていた銃の漫画(西部劇)31ページを描いて、当時月刊少年誌を新創刊したばかりの I 社に持ち込みました。新創刊の頃は新人の数が足りず、採用率が高い傾向にあると思ったからです。

んで、そこで言われたのは内容の不備。若い頃によくやってしまう、「強い主人公が活躍するだけの漫画」だったため、そうではなく、過去を乗り越えるとかトラウマを克服するとかの成長要素を入れなさいと言われ、名刺ももらえずに退散しました。この時の編集さんの意見は至極まっとうでした。勿論世の中には「強い主人公が活躍するだけの漫画」も存在しますが、それは過去に基本・王道をしっかり学んだ人がやっていることであり、新人の時からやるべきことではない、というわけです。今となっては本当に、おっしゃるとおりでございますとしかいえません(苦笑)。


こんな漫画です↑ ガンアクションを描きたくて仕方なかった作品で、肝心なキャラのほうがおざなりになっていた感じ。

この作品を描くのにネタ出しから含めて9ヶ月掛かっており、これだけの時間を掛けてそもそも内容に不備があるというオチで、ものすごく落胆したのを覚えています。このショックで2件目に回る気力もなく、そのまま作品はお蔵入りしました(今思えば何を言われようとも勉強のために何件も回るべきでした)。

で、上記のショックもあって2007年には一旦就職し、次の持ち込みは2年後の2008年になります。ショックの大きさが伺えますが、今にして思えば気にせずすぐに2作目描けよ!って感じです。ほんと、現在では「なんとかなった」ので言えることであり、当時の自分の立場ではあまりにもショックすぎて茫然自失だったのですけれども。勿論当時の自分も理論上はすぐに2作目を描いて持ち込むべき、というのは理解していましたが、実際にこれをやるのはものすごいパワーを必要とするのです。

そんなわけで、次は2008年の持込の話。

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肩凝り予防筋トレ

2017年01月06日 | ■日常雑記

さて、少し前に肩凝り予防に肩と背中の筋トレをすると言いましたが、ちゃんと続いています。まあ、1回2~3分のダンベル運動を日に数回程度なのですが、習慣化に成功しただけでも大きな収穫です(今まではだいたいすぐやめてしまっていたので、、、)。

そもそもことの発端は今回の『弓塚さん』の作画が原因でして、この作品36ページあるのですが、普段ならアシさん1人入れて2週間弱くらいで上げる枚数なのに今回は描き慣れていない読切というのと、久々の長い漫画でかなり気合を入れたのと、アシさん無しで描いたのもあってなんだかんだで3週間くらい掛かっていました。その結果、数年ぶりレベルの強烈な肩凝り頭痛に襲われたわけです。

肩凝りには数段階あります。

第一段階 肩が凝っていると感じる

この段階だと肩だけが凝っているので肩甲骨ストレッチをすれば治ります。

第二段階 肩凝り&首の痛みに発展している

このときはストレッチだけでは無理なので、素直にロキソニンテープを貼ります。

最終段階 肩、首に加えて背中まで凝る

これがクセモノで、背中の凝りは深いところのせいかロキソニンテープも効かず、ハデに動かせない部位のせいかストレッチも効きません。血流の悪化が治まるまでひたすら耐えるしかないのです。揉めばとても気持ちよくて効くのですが、血流改善まで揉み続けるわけにも行かずどうしようもありません。今回はこの段階まで至ってしまったというわけです。

かといって原稿を描かないわけにはいかないので、基本的には避けられない事態なのですが、ならば予防すれば良いのではないか、というわけで背中に負担を掛けても疲労が蓄積しづらいように背中周りの筋肉を鍛えているというわけです。

実際に効果が出ているのかは次の作画期間を経ないとわからないので、またそのうち報告できればと思います。ただ、昨日一ヶ月ぶりにバイクに乗ったら全く肩凝りが出なかったので、こういう部分でも効いている実感はありました(普段は一ヶ月ぶりに1時間も走ると肩凝りが出る)。バイクも前傾で乗るやつは速攻で肩凝り頭痛に繋がるんですよね、、、もうなんでこんな体質的に向いてないことばかりやってんのという気もしますけど(苦笑)。

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『弓塚さん』引き続き掲載中

2017年01月03日 | ●漫画制作

引き続き読切漫画『弓塚さんは今日も的外れ』がジャンプ+にて掲載中です。ジャンプ+は週刊少年ジャンプと同じくアンケートが大事になってきます。+でのアンケートはアプリ版で読み終わったあとに出てくる「いいジャン」というボタンになります、面白かったよ!という方は押していただけると大きな後押しになりますので、よろしくお願いいたします!

さて、去年は持込に追われてここを放置してしまったのですが、今年はもう少し絵をネットにアップすることを習慣化していこうと思っています。読切掲載に向けて先月は結構絵を上げてきましたが、この勢いをそのまま持続していければと、、、どこまで続くかはわかりませんが(^^;

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明けましておめでとうございます

2017年01月01日 | ■日常雑記

というわけで2017年・平成29年の幕開けです! 今年もよろしくお願いいたします。

今年は何はともあれ連載を獲りにいきます。2014年中盤まで『ハコネちゃん』連載、2015年ラスト3ヶ月に『ハコネちゃん』の短期追加連載があって、2016年は初の連載なしの年を過ごし、まるっきり集英社さんへの持ち込みに費やしましたから。去年の春に初めて少年ジャンプ編集部に持込をさせていただいて以降、恐らくデビュー前よりも高頻度で編集部に通っていたと思います。このブログは漫画家志望の心をいつまでも持ち続けているものなので、このへんも赤裸々に表明していこうと思います。

中学の頃の担任の言葉で「とにかくやれ、やれば結果は後から勝手についてくる」というのがありました。持込時代にずっと心の支えにしていた忘れられない言葉なのですが、これは大人になってからのほうが重要であり響く言葉だなと感じる昨今です。2016・2017年もひたすら編集部に通うと言う意味では持込時代のようなものですから、この言葉を忘れないよう頑張っていければと思います。

勿論、ただ「やる」だけではダメで、考えながら正しい方向へやらねばならないのですが、その辺はちゃんと「やる」ことで自動的にわかっていくものですから、やっぱりとにかく「やる」ことは重要なんだと思います。やらないとゼロのままですが、やれば必ず何かしらプラスですから、つまり絶対プラスになるんだから、やらないと損ってわけです(笑)。

そんなわけで、今年もよろしくお願いいたします!

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本年の締め

2016年12月30日 | ●漫画制作

と、いうわけで読切漫画の掲載により2016年もようやく終わりを迎えます。本年は前半は『ハコネちゃん』アニメ化からの引き続き各種イベントをやっていただき、後半はひたすら持ち込みという、2つの局面を経験した年でした。

アニメ化関連では声優さん方のイベントの裏側を色々見せていただけて本当に楽しかったです。おかげで今まで興味のなかった声優さんのイベントにすっかり興味が出てきてしまいました(苦笑)。自分の仕事が落ち着いたら、『ハコネちゃん』でお世話になった声優さんのイベントに、1ファンとして参加してみたいなと思います。

今年の春以降は、正直デビュー前以上の頻度でひたすら編集部通いをしていました。その結果として集英社・ジャンプ+での掲載というひとつの結果が出せたのはよかったと思いますが、まだこれでやっとスタート地点に立ったというところ。漫画家としては、またここから再出発です。

そんなわけで、本年も読みに来ていただいた皆様ありがとうございました! 来年も引き続き、漫画ばっかり描いて生きてる人間の裏事情をちょこちょこ垂れ流していければと思います。

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読切掲載

2016年12月29日 | ●漫画制作

集英社・ジャンプ+のサイトにて、新作読切が掲載になりました。PCでお読みになる方はこちら

内容とかは、もうとにかく読んでもらう感じで。ともあれ、これにてやっと今年の仕事納めが出来ました。今年の年始には予想もできなかった集英社デビューという結果を年内にお届けできたことはとても喜ばしいことだったと思います。なぜか週刊少年ジャンプに絵まで載っちゃいましたし、、、。

そして、いまだに風邪を引きずっているのです、、、もうこのまま正月に突入する気がしますよ。

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読切掲載告知

2016年12月26日 | ●漫画制作
ついに新作読切の告知が出ました。本日発売の週刊少年ジャンプ4・5合併号の巻頭カラーページに、ジャンプ+(少年ジャンプのWEB)での年末年始読切8連弾の1作として新作の掲載が告知されています。


告知は週刊ジャンプに載っていますが、掲載は少年ジャンプのWEB部門であるジャンプ+になります、ご注意下さい。

そんなわけで、やっと読切が告知できて自分の中で今年が終われそうです。今年、ページ数を全然発表できていなかったのは、ほとんど新人状態でゼロから集英社・少年ジャンプ編集部に持込活動をしていたためです。そして、この読切の後もこの状態はまだまだ続くと思われます、引き続き頑張っていきたいですね。

すみませんが、まだ風邪が抜けきっていないので告知のみにて。

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風邪、やっと快方へ

2016年12月26日 | ■日常雑記

はい、数日振りの更新です。何があったかというと、ずっと寝込んでいました・・・いやはや今回ひどかったですね。完全に想定外の事態でした。もうこんな重い風邪を引くことは無いと油断し切っていました。

自分用に経過を書いておくと

1日目 のどがちょっと違和感、熱が37度台。すぐ治るだろうと常備薬飲んで寝る。
2日目 引き続き同じ状態。悪化もしてないので常備薬飲んで寝る。
3日目 悪くもならないけど良くもならないため、医者へ行って薬を貰う。
4日目 急に熱が上がり、喉が痛み出す。熱は38度を突破、39度もちょこちょこ超える。
5日目 38~39度超。喉痛。
6日目 やっと熱が少し下がり38度台をうろうろ。
7日目 喉の痛みが解消、さらに熱が下がって37度前後(微熱)まで戻る。

熱が高かっただけで頭痛がひどいとか吐き気がひどいとかは無かったので比較的楽だったのですけど、大変だったのは、4・5・6日目がほぼ眠れなかったこと。横になると鼻水が出て呼吸を妨げ、咳のようになって目が覚める仕組み。なるほどこういうこともあるのか、と初めての経験でした。かなりひどい風邪でしたが、これでも以前までのに比べると断然マシなのが以前のひどさを際立たせます。以前の風邪は、、、上記にプラスして猛烈な頭痛と吐き気がついてましたから。

まだ完調ではないので、とりあえずご報告のみで。せっかく読切告知までは毎日更新するつもりだったのにガックリです。でも、ギリギリで間に合ったので良しとしましょう。告知、もうすぐです(というか予定ではもうされてるので、確認次第ここでも)。

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風邪2日目

2016年12月21日 | ■日常雑記

うーん、2日目に突入しても熱が下がらないので医者へ行きました。薬貰ってきたので、これで治ると思うのですが、、、熱が38度前後あるのですが、平熱が37度弱なのであまり出てない部類に入るんですよね(医者にも診察で「熱はあるようなないような、、、」と言われました、医者すごい)。おかげで解熱剤を飲むか悩んでまだ飲んでいません。

昼間はずっと寝たり起きたりの繰り返し。2~3時間寝て、1~2時間活動して、また寝て。熱が常時あるので長時間活動できないようです。

とりあえず、体感的には今日で治ると思うんですが、、、結果は明日の日記にて。

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風邪を引きました・・・

2016年12月20日 | ■日常雑記

まさかの展開、風邪を引きました。普段からビタミンE摂取で風邪は引かなくなりました!と豪語していた私にまさかの不意打ち。

・・・とはいえ、ビタミンE摂取を習慣化する前は風邪といえばのどが腫れて痛み、高熱で数日寝込むのが通例だったのですが、ビタミンEを摂取し始めてからはそういう重度の風邪は無くなり、「なんかのどの調子がわるいな? あ、熱ちょっとある、体の節々が痛い」というのが半日くらい続いておさまる程度の風邪になっております。そして今回もそれなので、まあそこまで大きなダメージはありません。

日記を見直すと5月以来の風邪。この時も確か1日で治ってるので軽いものだったとは思うのですが、やはり風邪を引くこと自体を完全に防ぐのは難しいようです。とりあえず暖かくして寝ます。

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『真田丸』の話

2016年12月19日 | ▲作品感想

せっかくなので「作品感想」カテゴリも少し増やしておきましょう。ここ数年、大河ドラマを割と見ています。見始めるきっかけになったのは、『八重の桜』。戊辰戦争の会津に関しては石川雅之先生の漫画作品『二本松少年隊』で以前から興味を持っていましたが、大河で会津を扱うというので見たわけです。有名な白虎隊に尺を取られてやらないのでは、とちょっと危惧していましたが、ちゃんと少年隊の悲劇をしっかり扱ってくれたので満足です(二本松城周辺の当時の古戦場にツーリングにも行きました)。

日本人に昔から良くある「判官贔屓」というやつで、負ける側の物語は個人的に好きです。『八重の桜』の会津の話はまさにこれでしたし、『真田丸』もこれです。『真田丸』は本当に、今までの大河の中で一番楽しく見られた作品でした。意図的に漫画的なデフォルメの利いたイベント描写が多かったからなのですが、これは若い視聴者層を発掘するのを狙っていると感じました。コメデイ的な掛け合いセリフが多く、大河でこんなに笑ったのは初めてでした。これからの大河はこういうのもありだな、と思わせてくれました。また、あの『信長の野望』のコーエーさんがCGマップで協力しているというのも大きな出来事だと思います。ついにゲームの画面が大河ドラマに出るほどになったのだなあと。

しかし、ウチの親なんかは「変な大河」と言っていました。つまり、現代風のコメディ的会話に違和感を覚えるというわけです(他にも忍者が活躍しすぎるとか色々ありますが)。これが受け入れられない層がいるのもまた事実でしょう。

『真田丸』にも残念な部分はあり、主に合戦シーンの省エネ具合です。コーエーさんの戦場俯瞰画面にナレーションで合戦の流れを説明することで非常にわかりやすいのですが、その分迫力は抑え目で小規模な小競り合いの集合体のように見えてしまいます。せっかくCGを使えば実際に数千人を動員しなくても戦場の画面作りが出来る時代になったのだから、そこくらいは頑張って欲しかったのですが、でも、それを上回る魅力を十分に持った作品だったと思います。

個人的に好きだったのはやっぱり真田昌幸(草刈正雄)。まさに戦国時代を生き延びる小国の主(大名ですらない)の生き様を見せてもらいました。次々と仕える大名を変え、裏切りを重ねて生き延びる昌幸の立ち回りこそが「戦国のリアル」を感じられ、とても楽しめたと思います。

そして最後は大坂の陣、豊臣方はやっぱり「負ける側」、信繁の最期も「史実に反して生き延びるくらいやるのではないか」と色々予想されていましたが、意外なほど普通の終わり方でした。でも恐らく脚本の意図は信繁も大坂組も、誰の自刃シーンも描かないことで想像の余地を残したこと。姫を徳川方に届けたあとにスッっとフェードアウトするきりまで含め、ちょうどいい終わり方だったのではないでしょうか。ちょっと最後の最後まで佐助頼みすぎだろ、とは思いましたけど(苦笑)。

明日は、、、どうしましょ。『シン・ゴジラ』の話か、クルマ欲しい話でもします。

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肩凝りとの戦いの歴史

2016年12月18日 | ■日常雑記

今日は久しぶりに日常の話でも。ワタクシの日常とは、すなわち運動不足、そして肩凝り頭痛です。

私と肩凝りの戦いは長いです(自慢にならない)。小学校高学年の頃から、既に親に肩をもませていたという超絶親不孝モノです。中学生の頃から定期的に肩凝り頭痛を発症し、バファリンを常備していました。中学・高校と漫画趣味にのめりこむにつれ、肩凝りは更に悪化。とにかく「特に何もしていなくても肩が凝る、頭痛が出る」のが当たり前でした。いわゆる「頭痛持ち」ではなく、単純に運動不足すぎて肩凝りを発症し、それが頭痛にまで発展しているのです。特にきついのが、凝りの発生源が肩以外に背中にも広がり、重度になった時。こうなると頭痛に加えて吐き気まで出るので本当に大変でした。こんな状態を中高大と10年ほど続けていました。

そんな私に転機が訪れたのは2006年。職場の人がウォーキングをしているのを見て、真似して始めたのがきっかけです。その結果、明確に肩凝りが減少しました。しかし、この時点ではまだ「何もしなくても肩が凝る」を脱することは出来ませんでした。

そしてその後、2011年の初連載に合わせて青汁を飲み始め、こんな日記を書いています。えー、ここで肩凝りが消滅した、と書いてますが、ウソです。たまたまこの時出なかっただけで、翌月からキッチリ発生しました。それでも、ここでついに「特に負荷をかけなければ肩凝りが起こらない」状態に初めて到達しました。要するに、普通の人のレベルに至ったのです、これは子供の頃から肩凝り頭痛に悩まされていた身としてはものすごい感動でした。

青汁がきっかけなのはほぼ間違いありませんので、結局のところ自分の肩凝りの原因は「運動不足」「野菜不足」だったわけです。運動をすると血流が改善するのは当たり前ですが、世間で言われているように、野菜を採ってもやはり改善するようです(少なくとも自分はしました)。やはり現代人は野菜不足のようです。とはいえ、同じ食事で育った弟は肩凝りが全くないので、ウチの食事というよりは自分の身体の問題のような気もします。

まあともあれ、運動と野菜の2つの効果でやっと肩凝りを常人レベルまで減らせたというのが2011年でした。以降、原稿をしているとやはり1週間目あたりで肩凝りは出ますが、以前のような重度の肩凝り(頭痛を通り越して吐き気までいくやつ)はほぼ起こらなくなりました。

しかし、実は先月、今回の読切を1ヶ月ほど掛けて描いていたところ、今月頭に数年ぶりの「重度の肩凝り頭痛(吐き気まで併発するやつ)」が発生しました。これは完全に不意打ちで、久々に苦しみました。今回の原稿、実はほぼ10ヵ月ぶりの長い原稿作業だったので身体がなまっていたようです(今年の掲載は2本とも短い4コマ)。

この事態を受け、もう二度とこの苦しみを味わいたくないと思い、「ウォーキング」「青汁」に続き新たに第三の矢を放つことにしました。「筋トレ」です。肩と背中に筋肉をつけて肩凝り自体を起こりづらくしよう、というわけです。この結果はまた数ヶ月か数年後にでもご報告できると思いますので、気長にお待ち下さい。というあたりで、ムダに長期スパンな今回の記事を締めさせていただきます。

その他、今までの肩凝りネタの日記は以下の通り↓

2009年8月1日
2009年9月28日
2011年3月28日
2011年4月21日(本文中にあるもの)

さて次回は何について書くかまだ未定です。久々に作品感想カテゴリにしようかなとは思っています。今年見た映画やドラマ、漫画について、、、?

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漫画家歴6年を振り返る

2016年12月17日 | ●漫画制作
このブログは2009年、持込成功直後からつけておりますので、気付けば長くなったものです。最初のほうを読み返すと、アナログ作画だったり会社員と並行して読切描いていたり色々と隔世の感があります。そんなわけで略歴。

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2006年 初持込
2008年 FLEX COMIX(現・コミックメテオ)他2誌に持込、FLEX COMIXで採用
2009年 FLEX COMIX編集部にひたすら持込
2010年 読切漫画(48p)掲載にてデビュー その後も連載に向けてひたすら持込
2011年 富士見書房(現・KADOKAWA)『ぺろわん!』にて初連載
2012年 『ぺろわん!』連載終了、『鳩子さんとラブコメ』(コミカライズ)連載開始
     コミックメテオ『温泉幼精ハコネちゃん』連載開始(2本同時連載)
2013年 『鳩子さんとラブコメ』連載終了
2014年 『温泉幼精ハコネちゃん』連載終了 その後、各社で読切
2015年 『温泉幼精ハコネちゃん』TVアニメ化復活短期集中連載(3ヶ月)
2016年 ひたすら持込
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で、まずは序盤・2006~2008年の持込時期の話から。あとから俯瞰してわかったことですが、自分が持ち込みをしていたこの頃というのは業界的には創刊ラッシュというのが始まった直後で、紙媒体やWEB媒体含め多くの月刊漫画誌が次々と創刊された時期でした。つまり、どこでも人手不足だったので、かなりいい時期に持込をしていたと言えそうです。漫画家を目指す、漫画家を続けるには「実力」も勿論重要なのですが、それと同時に「運」というのが非常に重要だというのがここまでの経験でよくわかっていて、この持込のタイミングもそうですが、連載取得や昨年のアニメ化まで含めて、とにかく自分は割と「運がいい」方だなというのが、ここまでを振り返ると感じるところです。

この頃、年度でいえば2007~2010年は会社勤めをしつつ、資格取得の夜学に通いつつ、漫画の持込をしましたので、今までの人生で最も厳しい4年間でした。実は2011年で夜学を卒業し、資格を取得したら就職する予定だったのですが、、、本当に運よく、2011年には初連載を獲得するに至りました。思えばここが人生の大きな分岐点だったなと思います。ここで連載が取れていなければ『ぺろわん!』も『ハコネちゃん』も存在しませんでした。

こうして、2016年現在で持込開始から丸10年が経過しているわけです。初連載からは5年半ほど、昨年の『ハコネちゃん』アニメ化まで含め、この間の漫画家活動で非常に多くのことを経験できたと思います。そして、ここから先はまたリアルタイムに綴られていくお話となります。今年は2009年以来久しぶりに持ち込み三昧の1年を過ごし、また初心に戻っているところです。それでも、上記2007~2010年の三重生活に比べれば楽なものですから、これからも引き続き頑張って行きたいと思います。

次回は、、、どうしましょう、私の宿命でもある肩凝りとの闘いの現状でも話しましょうか。このブログでも数年に1回、肩凝りの話が出てきますので久しぶりに。

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