ママ研究者~人生まだまだこれから~

製薬会社で新薬開発に挑む研究者。2人の息子(6&0歳)がいます。ママ研究者(今は臨床系)、日々の思いを綴ります!

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採用のパラドックス

2009-02-15 17:37:50 | 語学、読書
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

マーカス バッキンガム (著) を読んでます。
マーカスバッキンガムさんの本は、どれもとっても好きです。

邦訳のタイトルだけ見ると、「リーダーシップ、マネージメント」について書かれた本なのかなぁと思ってしまいますが、原題は、
「The one things you need to know ___ about great managing, great leading, and sustained individual success」なんです。邦訳の題名からは、「sustained individual success」が抜けているのが、ちょっと残念です。

第二部にsustained individual successの中で、「採用のパラドックス」というのが出てくるのですが、これ、今の日本にとっても当てはまっているのじゃないかなぁと思います。

つまり、「経験がなければ仕事は得られない、しかし仕事がなければ経験は得られない。」ということ。

特に、ある年齢を越えてから、新たな領域を開拓したいと思った時に、こうしたことに強くぶつかる。ただ、派遣問題にしても、ポスドク問題にしてもそうですが、こうした方の中に、ポテンシャル、熱意が高い、キラリと光る人材がたくさんいると思います。

優秀な人材でも、経験がないために職が得られない事態が続けば、近い将来、「中間管理職が足りない」などといった深刻な事態が引き起こされるような気がします。(私がいる製薬業界も、私の年代は採用が絞られた時期なので、多くの会社で比較的不足てしているよう。一方、平成3年あたりの入社(つまり、現在、40代前半)は、過剰気味のようです。)

自分が働きたいと思った企業での就職がかなわなくとも、自分のやりたいことへの”キャリア”につながるような経験をするプロジェクトに携わり、会社によってではなく、自分の力で”キャリアラダー”を登って行くことが求められる時代なのだなぁとつくづく感じます。

特に、国内の大手製薬メーカーは、合併により人員過剰気味です。日本企業は、余剰人員を削減する仕組みを持たないので(削減に非常にコストがかかってしまうし)、合併した会社は、いかに優秀な人材であっても、「空き」の不足から、採用できないというジレンマをかかえています。ただ、ベンチャーや、海外の中規模の製薬メーカー、CROなど、これから伸びそうな元気な会社もあるので、そうした会社で働くのも楽しそうですよね。
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2 コメント

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はじめまして。 (もとょ。)
2009-03-06 22:51:04
ども、はじめまして。いつも楽しみに拝見しています。
比較的というか、かなり近い職種です。

なかなか、おもしろそうな本なので図書館で予約しちゃいました。。

ちなみに、研究職って、いつまでも研究だけできるわけでもないし、いろいろと経験を積んどきたいけど、そういう機会もなかなかなく、気がついたらつぶしがきかないい年頃になっちゃうんですよね。。。。かなりまずい。。。

Unknown (ママ研究者)
2009-03-07 08:25:27
> もとょ。さま。

> 研究職って、いつまでも研究だけできるわけでもないし、いろいろと経験を積んどきたいけど、そういう機会もなかなかなく、・・・

もとょ。さんの会社もそうなんですね。うちもそうです。以前は、研究→臨床へのハードルもまだ低かったのですが、最近はそこの人事の壁が分厚く、希望してもなかなか人材が流動しません。(異動となるのは、希望した人ではなく、その部署で扱いに困る人というケースの方が多い。)

マッキンゼーみたいに、「プロジェクト単位」で公募するようなシステムがあればいいのになぁって思う今日この頃です。

また遊びに来てくださいね。
これからもよろしくお願いいたします。

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