文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

当時の世界には、一等国、二等国、三等国という考え方があり、一等国は一人前の主権国家、二等国は一等国の

2017-06-19 12:46:54 | 日記

以下は前章の全文である。

同じ歴史を逆にも描ける 

二〇〇九年四月五日午後九時から『NHKスペシャルシリーズ JAPANデビュー 第一回 アジアの“一等国”』が放映されました。

日本が明治開国以後、一等国になろうとした努力をNHKが取り上げるのは、テーマとしてはよいでしょう。 

当時の世界には、一等国、二等国、三等国という考え方があり、一等国は一人前の主権国家、二等国は一等国の言いなり、三等国は奴隷のように扱われても文句が言えない状況でした。ですから日本は、当時の世界的なモノサシに合わせて一等国になろうと努力したわけです。 日本のやったことは、世界の常識であったという認識がまず必要です。

戦後は、竹村健一氏が言ったように「日本の常識は世界の非常識」という状況ですが、明治から敗戦までは「日本の常識は世界の常識」であり、「世界の常識は日本の常識」であったのです。 

日本のように一等国を目指した国は、当時の有色人種の国では日本だけだったというのもまた特筆すべき点です。

日本がいかに努力して一等国になったかという歴史は、当時の世界の人たちの立場から述べなければなりません。

そうすれば、当時の日本人に対する尊敬心が自然と湧いてきますし、日本人としての誇りを持つこともできます。

ところが今回のNHKが放映した企画は、それを逆にとって、一等国になろうとした日本人の努力がいかに馬鹿らしいものか、非人間的なもので恥ずべきことであったか、ということを示そうとしたものでした。 

このように同じ歴史でも、見方によってどのようにでも変えることができます。

NHKが取り上げた内容が全て事実だとしても、並べ方や切り方で全く逆に見せることもできます。

この稿続く。

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