文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

北京も自分たちが今、ウイグルやチベットで行っている弾圧を、日本非難によって多少差し引いてもらえるのでは

2017-06-19 10:56:28 | 日記

以下は「反日マスコミ」朝日新聞・NHKとの戦い、NHK台湾偏向報道への公開質問状と題して月刊誌WiLL2009年6月号に掲載された渡部昇一氏の本物の論文からである。

前文略。

題字以外の文中強調は私。

企画意図を説明せよ 

戦前の世界において日本人と言えば、ヨーロッパでも一等国民として扱われ、名誉白人扱いでした。

シナ人はまだ白人に鞭で叩かれて使われるような地位でした。

日本人が一等国になったのは、日露戦争で勝ったためです。

その一等国民としての世界における地位を、台湾の人も享受できたのです。

台湾については、世界の植民地統治の中での最も輝かしい例として描くのが、日本のマスコミのなすべきことです。

にもかかわらず、なぜ今、NHKがこの企画を放映する必要があったのか。

私の勘ぐりは次のようなものです。 

台湾は世界で一番の親日国だと言われています。

ところが今、中国が巨大になって軍事力も大きくなり、蒋介石と共に台湾にやってきた人たちの系統から馬英九総統が出たという状況にあります。 

すると、「台湾での日本統治はよかった」と言われては困る人たちがいる。

ですから代わりに、「日本はろくでもない植民地統治をした」と言って、北京を安心させる腹ではないかと考えられます。 

北京も自分たちが今、ウイグルやチベットで行っている弾圧を、日本非難によって多少差し引いてもらえるのではないかと考えるでしょう。 

ですから今の日本のある勢力が、非常に一貫して媚中的であり、その勢力がつくった番組であると私たちは見るべきです。

日本が当時、一等国にならなかったら、有色人種は今でも二等か三等の国として国際的差別を受け続けていたであろうことは間違いありません。

だから当時の日本人の努力と功績を完全無視したがる日本人の本性を暴くべきでしょう。そしてプロデューサーの意図を、批判すべきです。 

NHKは「公共放送」ですが、今、NHKがやっていることは占領軍が『真相はこうだ』というラジオ番組を放送したのと、趣旨としては似たようなものです。

あのラジオ番組は占領政策に基づいて流されましたから、「日本だけが悪かった」と並べ立てる内容でした。 

『真相はこうだ』は、占領軍の「権力」によって放送されましたが、今のNHKの番組制作はおそらく中国系の隠微なる「圧力」、あるいは別系統の反日勢力、あるいはマネートラップやハニートラップも含めた力で行われているのではないか、と忖度します。

かつてのウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムはアメリカ占領軍によって直接に行われましたが、今は中国共産党によって間接的に行われているのではないか。 

NHKはどのような意図で、被取材者に不快感を与えてまでもこのような番組を制作をしたのか、公共放送としての説明責任があると思います。 

(『WILL』二〇〇九年六月号初出)

*昨日の産経新聞の記事に対して、私は、チベットの人権問題が報告されている事に時を同じくして沖縄の山城という刑事事件被告が、ジュネーブに出向いて、差別されているなどという言語道断な事を報告したという記事について、その背後には、中国の政府や諜報機関の意図、や資金提供があると考えるのが自然だろうと書いた。渡部昇一氏のこの論文は、私の推測が100%正しい事を認識させるものである。

翁長知事が国連に出向いて報告したのも、「北京も自分たちが今、ウイグルやチベットで行っている弾圧を、日本非難によって多少差し引いてもらえるのではないかと考えるでしょう。」、という正鵠を射た見識どおりである事を、日本国民全員が知るべき時はとうに来ているのである。

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