文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

昭和二十年に「日本に捨てられた」という複雑な台湾人の思いから発せられたと推察できます。

2017-06-19 16:11:22 | 日記

以下は前章の続きである。

文中強調は私。

偏向報道のための「編集」 

NHKによるこの番組は、柯氏だけでなく、何人かの台湾人に取材をしているが、番組の最後に強調するように流れた「証言」がありました。

元台湾人日本兵のおじいさんが。「(台湾人は)みなしごになって捨てられたみたいですよ。人を馬鹿にしてるんだ、日本は」と叫ぶ場面です。

その後、おじいさんは、「台湾の当時の青年がいかに日本に協力して尽くしたか、心を察してもらいたい」と述べ、最後に、「それなのに」と言ったところで「証言」のVTRは切られています。

その後、このおじいさんの言葉を引き取ったのは、フランス人の歴史学者で、「なぜ世界の人々は日本をこのように見るのか理解しなければならない」とコメントして番組は終わりました。 

このおじいさんが言いたかった、または本当は語っていた「それなのに」の後に続く言葉は、柯氏と同じように昭和二十年に「日本に捨てられた」という複雑な台湾人の思いから発せられたと推察できます。

しかし、番組では日本統治への怨み、皇民化への怨みに取れるように見事なまでに編集されていました。

この番組に出たあのフランス人の学者が、日本の台湾統治とフランスのベトナム統治を比べたら、天国と地獄の差であったと告白するでしょう。

そういう風なプログラムを作るのが日本の公共放送の義務なのではないか。 

先ほど挙げたNHKの「新放送ガイドライン」の「2 取材・制作の基本姿勢」にある「⑤取材の基本ルール」には次のように書かれています。 

「【取材先との関係】(前略)・取材にあたっては、番組および取材の意図を事前に十分説明し、理解を得る。

また、取材後の状況の変化によって番組のねらいが変更された場合にも、取材の相手に十分に説明する。(後略)」 

また、「⑥番組の企画・制作」には次のように書かれています。 

「【企画・制作】(前略)・番組のジャンルを問わず、構成や演出など、全般にわたって幅広く目配りするとともに、題材や出演者の選び方に偏りがないように注意する。

(中略)・出演者や直接の取材対象者はもちろんのこと、その家族や取り引き先など関係者に及ぼす影響についても考慮する必要がある。  

・撮影・録音した素材のどの部分を使うかの判断はNHKが行う。

編集にあたっては、全体の趣旨を的確に伝えるよう努める。

事実をゆがめたり、誤解を与えたりするようなことがあってはならない。(後略)」 

被取材者の柯氏ご本人が、「騙された」と言っているのですから、NHKはこれに答える必要があります。

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