文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

この『太平洋戦争史』を「公正なる資料と共に戰後われわれが眼にふれたこの種文献中の最高峰たる地位」と絶賛

2017-06-17 15:47:29 | 日記

以下は前章の続きである。

題字以外の文中強調は私。

『太平洋戦争史』の訳者 

この人はウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムのいちばんまとまった出版物である『太平洋戦争史』に、どのような訳者の言葉をつけているか。  

(今次戰争が日本にとって全く無意味な戰争であったことは、既にわれわれが充分了解してゐることである。しかし、この無意味なりし戰争が何故に起つたか、そして又日本軍閥がわれわれの自由を如何に横暴に奪ひ去り、善一意なる國民を僞瞞して来たか、についてこ れを明確にすることは、その渦中に卷込まれてゐた日本人の立場を以てしては今のところ極めて困難である。この聯合軍縮司令部の論述した太平洋戦争史は、日本國民と日本軍閥の間に立って冷靜な立場から第三者としてこの問題に明快な解決を與へてゐる。終戦後極めて短日月の間に起草され又われわれとしては更に詳細なる論述を希望するものであるが、一讀してわれわれが知らんとして知り得なかった諸事實が次々に白日の下に曝され、その公正なる資料と共に戦後われわれが眼にふれたこの種文献中の最高峰たる地位を占めるものであることは疑ひない。この一文によって始めて、われわれは今次戦争の責任乃至原因が太平洋戦争のみに在るのではなくして、遠く満洲亊變に溯るものであることを訓へられ、又太平洋戰争が如何に日本にとって無理な戰争であったかを知ることが出来た。(後略、下線渡部)》 

この中屋氏は「今次戰争が日本にとって全く無意味な戰争」などと縷々述べ、この『太平洋戦争史』を「公正なる資料と共に戰後われわれが眼にふれたこの種文献中の最高峰たる地位」と絶賛しています。

こういう人が東大教授になり、その教え子から朝日新聞の記者や高級官僚や、または他の大学の教授が生まれたということを私たちは知っておかなければなりません。

この稿続く。

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