文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

そして五月にアメリカ上院軍事外交合同委員会で、当時の日本の状況を述べたあと、「したがって日本人が戦争に

2017-06-19 08:56:55 | 日記

以下は前章の続きである。

マッカーサーの重大証言 

マッカーサーは朝鮮戦争で核攻撃を主張して、昭和二十六年二九五二四月、戦争のさなかに更迭された。

そして五月にアメリカ上院軍事外交合同委員会で、当時の日本の状況を述べたあと、「したがって日本人が戦争に入った目的は、主として自衛のためであった、(Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated security)、と重要な証言を行ったのである。

これは彼の独白でも、プライベートな席で友人に語ったものでもない。

民間人を前にして演説したのでもない。

上院軍事外交合同委員会という、これ以上ない公の場で証言したのである。

これは一点の曇りもない決定的な歴史的事実である。

だから、マッカーサーこそ最高のリビジョニストだということができる。 

この証言について私が初めて耳にしたのは、松井石根大将の秘書だった田中正明氏の「マッカーサーも日本の侵略戦争を否定している」という話だった。

しかし、どこで読んだのかは覚えていないというので、調べたところ、機密文書でも何でもない、『ニューヨークータイムズ』に証言の全文が掲載されているというのである。

ところが私は専門家ではないから、わざわざアメリカまで探しに行くわけにもいかない。

そこで、東京大学には新聞研究所もあることだから、東大教授の小堀桂一郎氏に頼んで探してもらった。

小堀氏はさっそく記事を見つけ出し、コピーを送ってくれた。 

私はその原文を雑誌『Voice』(PHP刊)で発表した。

これが広く日本人の目に触れた最初のケースであった。

この稿続く。

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