以下は前章の続きである。
高山
米国のメディアはああ見えて、国益についてはホワイトハウスと昔から手を握ってきた。
米西戦争など新聞が戦争を煽り、政府はそれに乗ったふりをしてハワイ、グアム、マニラまで取って、米国の太平洋戦略をほぼ決定づけました。
新聞と政府はいいコンビです。
対して日本は、先の戦争前から今ほどではないけれど野党的だった。
国益は二の次で、だから日本に不利なワシントン条約に新聞は賛成した。
それが戦後はGHQの指導もあってどんどんひどくなり、その行きついたところが朝日新聞ご推薦の民主党政権の誕生だったと思います。
日本の悲しいメディアの性があんなひどい政権を生んだ。
鳩山由紀夫も野田佳彦もひどかった。
特に菅直人は最高の反面教師だったでしょう。
この民主党政権によって、朝日、テレビ、評論家の言っていることは、いかにひどいかがよくわかった。
日本人は深く学ぶことができたんですよ。
この稿続く。