文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

意図的に、60代以上の人間達を相手にして、世論調査を行っていると言っても全く過言ではないだろう。

2017-10-17 17:15:18 | 日記

以下は前章の続きである。

「民進党」で検索すると、関連検索語句に「反日」が上位に来る。

ネットの世論調査では、民進党の政党支持率は1%台と著しく低かった(「ニコニコアンケート」20179月)。

ネット掲示板を見れば、民進党を揶揄する言葉が並んだ。

たとえば「ブーメラン」である。

これは、自民党の今井絵理子議員の不倫問題を批判すれば民進党内に山尾志桜里氏のより大きな問題が出てきてしまうように、民進党が与党批判をしても即座に自分たちに返ってくるといってからかう意味である。

民進党の批判が真摯なものとして受け取られない場合が多かったのである。 

ネット世論と侮ってはいけない。

『情報通信白書』(平成27年版)によれば、調べ物がある場合、検索サイトなどインターネットを利用するという回答がすでにすべての世代で七割を超えている。

ニュースを視聴する場合のメディアを問う設問でも、60代以上の年配世代以外、「新聞」よりも「ネット」という回答が上回っている。

*この事実が厳然としてあるから、最近、新聞と彼らの子会社であるテレビ局は異常なほど頻繁に世論調査を行っているのだなと、私は頷いた。彼らの世論調査は固定電話を通して行われている。今、選挙権を持った若者で、固定電話を家に置いている者は皆無だろう。つまり新聞やテレビ局、或いは朝日新聞とはお友達の共同通信などは、意図的に、60代以上の人間達を相手にして、世論調査を行っていると言っても全く過言ではないだろう。彼等こそ本当の嘘つきで、悪辣な人間達で、罪びとであると言っても全く過言ではないのである*

「2ちゃんねる」などのオンライン掲示板も、40代以下の世代は3割以上の者が利用すると答えている。

「ブーメラン」現象などネットで話題になったものは、最近は頻繁にテレビのワイドショーで取り上げられる。

ネットで形成された見解が、世論一般に大きな影響力をもつようになってきている。 

民進党が党勢を回復し、信頼される政党となるためには、何よりもまず、自分たちは日本に深い愛着をもち、日本国民のことを真剣に考えているということを前面に押し出す必要があった。 

私がこのように述べると、民進党は野党だから、あるいはリベラル派の政党だから、ナショナルなものを強調しないのは当たり前だと感じる読者がいるかもしれない。

だがそうではない。

むしろ野党だからこそ重要だったのである。 

野党の仕事は、時の政権や政策の批判である。

その欠陥を指摘し、国民に広く知らしめ、より真っ当な政治へと導くことだ。

国民一般が野党の批判に耳を傾け真剣に受け止めるようにするには、最も重要なのは、その批判が外国勢力の影響や党利党略、偏ったイデオロギーからではなく、日本という国家や国民の将来を一心に慮る気持ちから出ていると国民一般が確信できるようにすることである。

*朝日新聞などのメディアと野党の多くが外国勢力の影響や党利党略、偏ったイデオロギーで、自分たちの国の政権攻撃を行い続けて来た事は、特に、3年前の8月以降は、幅広く情報を得ている日本国民には、拍車がかかって、明瞭に見えていたのである*

野党も日本を愛し、国家・国民の行く末を真剣に考えているのだと多くの国民が信じるようにならないかぎり、野党の政権・政策批判は力をもたない。

これはちょうど、自分自身のことを本当に思ってくれてのことだという確信をもてないかぎり、人は他者からの批判や忠告にあまり耳を傾ける気にならないのと同様である。

この稿続く。 

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