文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

東條や日本政府がその都度選択した政策は、米英蘭等の相手国の出方があっての反応であり、そこには因果関係がある

2017-06-17 09:43:34 | 日記

以下は前章の続きである。

石油資源確保の重要性 

繰り返すが、この『東條英機宣誓供述書』は、近現代史の超一級の史料のひとつとして見直されるべきである。

もしヒットラーがこのような史料を残したら、誰もがそう扱うに違いない。

それに匹敵するくらいの価値があると言っていい。 

しかしながら、残念なことに、ここに書かれている東條証言が引用された文献等をあまり見たことがない。

東條英機「悪人」説があまりにも蔓延って、参照するに足らずという空気があるのではないか。

だとしたら、それはとんでもない間違いである。 

近現代史を著述する人たちが陥りやすいのは、日本がやってきたことを単に時系列的に並べて済ませてしまうことである。

その作業だけでは、日本は侵略国だったという単純な図柄しか見えてこない。 

この「供述書」を読んでも解るように、東條や日本政府がその都度選択した政策は、米英蘭等の相手国の出方があっての反応であり、そこには因果関係がある。

日本は闇雲に戦争に走ったのではない。

その流れを把握しなければ偏頗に陥ってしまう。

幸いにして、この「供述書」は、「いかにして日本が自衛の戦争をしなければならなくなったか」の経緯を詳らかにしている。

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