Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

新宿御苑の秋は目が離せないよ!

2009-10-31 20:25:22 | 東京さんぽ・秋

(2009.10.31 新宿御苑・フランス式庭園)

いつだったか、秋たけなわの新宿御苑の「桜の園」に来て、その桜の紅葉の美しさに驚嘆したことを覚えています。
こんなに私達の身近にありながら、新宿御苑には季節の魅力が詰まっていますーー特に秋と春は、タイミングが良いと「爆発的な美しさ」です。

11月末のモミジの紅葉もきれいですが、今日私が見たようにこの季節のプラタナスの並木道も、まるでフランス映画のワン・シーンのようで絵画的な美しさです。

ここには絶対に好きな子を誘って、「さりげなく」来るべきですね。
そして「さりげなく」並木道のそこらのベンチに座るだけで、人恋しい気分に盛り上がる事は間違い有りません。
時折、ハラハラとプラタナスの大振りな枯葉が舞い落ちる・・静寂の中で音はそれだけです。



今この時季、プラタナスの並木道のすぐ隣りでは「秋ばら」が真っ盛りです。
フランス風のこの庭園にバラは良く似合い、青空の下で気持ちよく咲き誇っています。

この後、ここ新宿御苑の「桜の園」はサクラの落葉で分厚いカーペットのようになります。(私はヤキイモ持参で半日くらい本を読みに来ます)。
モミジの紅葉はその頃ピークになるでしょうが、冬に入る直前には外周路のイチョウ並木が黄金色に染まり、これも絵画的な美しさで見逃せません。

これからの1ケ月、東京が最も美しい町に変貌する季節となることでしょう。



立会川で竜馬と出合った!

2009-10-28 19:38:43 | 東京さんぽ・秋

(2009.10.28 品川区立会川)

ごく最近、司馬遼太郎の「竜馬が行く・全8巻」を一気に読み終えました。

最初に坂本竜馬の全生涯を知ったのは中学生時代?かな。
それ以来、現在に至るまでいろいろな本で坂本竜馬に魅せられ続けて来ました。
「竜馬がゆく」はいろいろな竜馬本の集大成ともいうべきもので、実に実に面白くメシを喰う間も惜しんで読みました。

今日、その竜馬にバッタリと出会いました。
京浜急行・立会川駅を降りるとすぐに、右手を胸(腹?)の方に突っ込んだあの独特のポーズの竜馬の銅像です。
何故こんな所に竜馬像が?と一瞬いぶかしく思いましたが、「竜馬がゆく」を読んだばかりだったのでその理由が納得出来ました。
1853年江戸湾に来航したペリー艦隊(黒船)は時の徳川幕府に大きな衝撃を与え、幕府はとりあえず品川近辺の防備を固めるべく諸藩に砲台の建設と海岸警備を命じます。土佐藩士として剣術修行で江戸に居た竜馬(当時20歳)も、藩命により立会川河口付近にあった土佐藩下屋敷や浜川砲台の警備にあたります。立会川駅の竜馬像はこれを記念して最近高知県から寄贈されたものだそうです。

それにしても幕末のこの時代、何と多くの若者が時代を変えようと自分の命を犠牲にして理想のために死んでいったことでしょう。
その中で、坂本竜馬は、「世界の中での日本のために何が必要か」という並外れた価値基準と国際感覚を持った維新のリーダーでした。
その清々しい生き方・行きかたに胸を打たれます。

よく晴れた秋空の下、「竜馬がゆく」を読了したばかりのタイミングで竜馬ゆかりの地で予期せぬ出会いをしたのは偶然ではなかったかも知れません。

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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夕焼け空の表情

2009-10-20 22:49:23 | 夕日
本日夕方5時5分過ぎ。
ウォーターフロントの聖路加タワー47階の展望室から見た夕焼けの空です。



その8分後、5時13分に同じ場所から見た東京の空が下の写真です。
僅か8分で東京の空はこんなに劇的に変化しました!
今日はずっと曇りがちの天気で夕焼けなど全く期待してなかったのでこの結末は意外でした。夕焼け空があんまりきれいだったので、この後ふらりと立ち寄ったバーで、知らない若い女性に「ホラ、これが今日の夕焼けですよ!」と言ってデジカメ映像を見せたりして・・。



成蹊大のけやき並木

2009-10-18 20:00:19 | 東京さんぽ・秋

(2009.10.18 東京都武蔵野市の成蹊大)

ちょっとした所用があり、うららかに晴れた秋の一日を吉祥寺の成蹊大学で過ごしました。秋の陽は落ちるのが早く、午後4時半にはもうすっかり夕方の気配です。
久し振りの、あの「成蹊大のけやき並木」は並木の上部が落日に赤く染まって、とても絵画的な雰囲気を醸し出していました。

実はここへ来るのは2年ぶりです(当ブログ・2007年11月26日の「けやき並木のある風景」をご参照ください)。
この時季、けやき並木の黄葉はまだまだこれからという感じでしたが、11月になればさぞかし美しい並木道に変貌していることでしょう。

それにしても、美しい並木道を持つ吉祥寺がうらやましい・・。

神楽坂のパティスリー・「ル・コワンヴェール」

2009-10-17 15:04:13 | 緑豊かな癒しのカフェ・レストラン
飯田橋の(と言うよりも、神楽坂の)小高い丘に建つアグネス・ホテルに時々ぶらりと立ち寄ります。
こじんまりした国際ホテルで、他の巨大シティホテルではなかなか見られない個性やぬくもりが感じられます。そのアグネス・ホテルの敷地の一角に昨年12月に出来たパティスリー、「ル・コワンヴェール(Le Coin Vert)」が私のお気に入りです。

外観はウッディな感じの「ル・コワンヴェール」ですが、中に入るとガラスの向こう側で忙しそうにケーキ作り中の若い娘さんたちが、そして目の前のショーケースにズラリと並んだおいそうなケーキに目を奪われます。



どれもこれも、おいしそうで綺麗で、それ自体が音楽を奏でているように私には見えます。ようやく「今日の一品」(価格帯は300円台~500円台)を選び、コーヒーも頼んで私は店の外へ出ます。
なぜ、てぶらで外へ出るのかって?
私の好きなオープンエアの場所で、娘さんが運んでくれるケーキとコーヒーを味わいつつ、ゆっくりと時間を過ごすためです。



これがその「私お気に入りの席」です(後ろに見えるウッデイな建物がパティスリーの「ル・コワンヴェール」です。
アグネス・ホテルに入ってティーラウンジで「ル・コワンヴェール」のケーキを頂く事も出来ますが、私は断然、緑一杯のこのオープンエア席で携帯をチェックしたり本を読みながら、ゆっくりする方が好きです。
肝心のケーキのお味ですが、甘さを抑えた大人の味といったところでしょうか。

アグネス・ホテルへの(つまり、ル・コワンヴェールへの)アクセスは飯田橋駅を降り、外堀通りから東京理科大の横の坂を上るのが一般的です。
しかし私は、黄昏時ポツンポツンと明かりの灯り始めた神楽坂の町を一歩はずれて
石畳の道をクネクネと歩いた後にこのホテルのウラ玄関が現れる迷路のようなアクセスのほうがはるかに興趣があって好きです。

僅か数分で、「和」の佇まいから「洋」の世界へ足を運ぶのはまるで異次元の世界へ飛び込むみたいで、いつも軽い興奮を覚えます。

今週の花

2009-10-15 20:30:39 | 東京さんぽ・秋

(2009.10.15 隅田川)

昨晩の雷雨が嘘みたいに、良く晴れた秋の一日でした。

朝、窓越しに見る隅田川は川面がきらきらと秋の陽を受けて輝き、気持ちよさそうです。先週は私の机の上を飾っていたのは、薄い空色の「デルフィニウム」でしたが、今週は写真のように「アスター」の赤が、私のデスクを華やいだ雰囲気にしてくれてます。

ホントに気持ち良さそう・・・。