(2009.10.31 新宿御苑・フランス式庭園)
いつだったか、秋たけなわの新宿御苑の「桜の園」に来て、その桜の紅葉の美しさに驚嘆したことを覚えています。
こんなに私達の身近にありながら、新宿御苑には季節の魅力が詰まっていますーー特に秋と春は、タイミングが良いと「爆発的な美しさ」です。
11月末のモミジの紅葉もきれいですが、今日私が見たようにこの季節のプラタナスの並木道も、まるでフランス映画のワン・シーンのようで絵画的な美しさです。
ここには絶対に好きな子を誘って、「さりげなく」来るべきですね。
そして「さりげなく」並木道のそこらのベンチに座るだけで、人恋しい気分に盛り上がる事は間違い有りません。
時折、ハラハラとプラタナスの大振りな枯葉が舞い落ちる・・静寂の中で音はそれだけです。
今この時季、プラタナスの並木道のすぐ隣りでは「秋ばら」が真っ盛りです。
フランス風のこの庭園にバラは良く似合い、青空の下で気持ちよく咲き誇っています。
この後、ここ新宿御苑の「桜の園」はサクラの落葉で分厚いカーペットのようになります。(私はヤキイモ持参で半日くらい本を読みに来ます)。
モミジの紅葉はその頃ピークになるでしょうが、冬に入る直前には外周路のイチョウ並木が黄金色に染まり、これも絵画的な美しさで見逃せません。
これからの1ケ月、東京が最も美しい町に変貌する季節となることでしょう。