Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

超有名外国人ミュージシャンが愛好するラーメン屋

2011-11-21 20:27:43 | お薦めの店あれこれ

(2011.11.20 有楽町線江戸川橋駅近く)

マイケル・ジャクソン
ミック・ジャガー
スティーブン・タイラー(ロックグループ・エアロスミスの)
ジョン・ボンジョビ(ロックグループ・ボンジョビの)
ジャッキー・チェン

これらのスーパー・スター達が、来日時に後楽園ドームでコンサートをし、そこから最もアクセスの良い
ホテル・フォーシーズンズに泊まる。
深夜、ふと、お腹が空いてホテルからぶらっと丘を下る。
「広東料理・らくらく」は、夜中の2時頃、このあたりでは深夜営業している唯一の店。
愛想が良く明るい中国人店員の応対が気に入ったのか、熱々のラーメンに感激したのか、何かがコンサートで
疲れたミック・ジャガーヤスティーブン・タイラーの心に響いたのでしょう。
「トーキョーへ行ったら、俺が行ったラーメンショップへ行ってみなよ。結構いいぜ」、なんて
クチコミが広がっていったのでしょう。

「らくらく」は我が家からも徒歩10分と近く、よく食べに行きます。
テレビでこの店のことが放映された時には、「えっ、あの店に(悪いけど、あんな店にとの意味も含めて)、
そんな有名な外国人が現れるの?」と半信半疑でした。
本当がどうか、わざわざ「らくらく」へ食事しに行って店員に確認したほどです。

それにしてもです。
ミック・ジャガーがどんな顔をして、「五目固焼きそば」を注文し、ハフハフいいながら食べたんだろう?
もしかして食べ終わった後で、「サティスファクション!」と言ったりして・・・。

日本一すばらしいパン屋さん ・・・ 安曇野の「るんびに」

2011-05-24 18:17:38 | お薦めの店あれこれ

(2010.05.21 長野県安曇野市有明)

北アルプスの山ふところを走る快適な道路・山麓線をはずれて、森の中にどんどん分け入って行くと
道はさらに細く標高も高くなり、誰でも「こんな山の中にパン屋さんがあるはずがない!」と思い始めます。

一緒に行った姉夫婦も、「道を間違えたんじゃないの・・?」と言いはじめた位でした。

最初のこの不安に、最終的に目的地の「るんびに」に着いたときに受ける強烈な印象が倍加され、
驚きに変わります。
あたりを支配する、完全な静寂。
野鳥の声や、ウグイスの鳴き声が、この桃源郷のようなパン屋さんに響くばかりです。

丹精を込めて手入れされた花園のようなオープンテラス席は、あまりにも美しく、言葉を失うほどです。
ところで、肝心のパンの味は?

このような天国的に美しい環境で、パンが美味しくないはずがありまっせん!
パンは全て、天然酵母のパンで、絶品の美味しさ。
りんごパン(マダムの一押し)、いちじくのパン、ベーコン&チーズパン(私の一押し)、
どれも東京・世田谷のお洒落なパンをはるかに凌駕した味といえばお分かりか・・。

何しろ、一度はこのパン屋さんのオープンテラス席に座って、ここのパンを食してみなはれ。
今すぐ特急スーパーあずさ、または中央高速に乗って、一路安曇野を目指すべし。







かりっとしたバゲットがおいしい ・・・ 目白台・関口フランスパン

2011-03-01 16:53:34 | お薦めの店あれこれ

(文京区目白台・関口フランスパンさん)

関口フランスパンは、私の20年来の行きつけのパン屋さんです。
フォーシーズンズホテル方向へ続く、長い目白通りの坂道の上り口の左側にあります。

写真中央は最近売り出しの「低温冷蔵長時間発酵」のバゲット(¥221)で、やや小ぶりな大きさですが
カリッとした歯ざわりの良い表面、もちもちの中身、でやみつきになります。
長時間発酵させることで、風味を一層引き立たせているそうで、一口食べると納得の味です。
(その右は小麦の種入りのダブルセサミで、こちらも美味です)。
このほか、フランスパンの中にサイコロチーズがたっぷりと入ったチーズフランス(¥220)も
私の好きなアイテムです(人気があるせいか、すぐに売り切れとなります)。

おいしいパンの味もさることながら、私や私の家族がよくここへ来るのは、イートインのスペースの奥
に拡がる緑一杯の庭の素晴らしいさに惹かれてで、ありますよ。
こんな感じです(↓↓)



オープンエア席は、4人掛けのテーブルが6席あり、たっぷりな空間です。
この写真には写っていませんが、すぐお隣りのうっそうとした木々の緑も借景となって、まるで軽井沢のような
良い感じを醸し出しています。
私はよく図書館で本を借り、このオープンエア席で借りた本を読みながら時間を過ごします。

もうすぐに春

このパン屋さんから1分のところにある、神田川沿いの長いサクラの散策道をそぞろ歩いて、疲れたら
こちらのオープンエア席でバゲットとコーヒーの休憩なんて、良い了見だと思いますよ。
地下鉄有楽町線・江戸川橋駅から3分。
なお、近くには芭蕉庵、永青文庫(細川家の財宝を陳列)、野間記念館(講談社創始者野間氏の秘蔵品を陳列)、
椿山荘の庭園(サクラがきれい)、ル・ジャルダン(フォーシーズンズホテルのロビーカフェ(雰囲気良)、
などなど、みどころが目白押しです(目白台だけに・・)。


大満足のワインバー ・・・ 品川駅前のエノテカ

2009-11-03 09:02:39 | お薦めの店あれこれ

(2009.10.30 品川)

「エノテカ品川店」は以前から気になる存在でした。
JR品川駅の高輪口改札を出て目の前の信号を渡りながら、「あっ、あそこにエノテカがある!」とビルの二階を見上げていたものでした。
ワイン売り場の奥にこじんまりとしたワインバーがあり、何とも魅力的に見えました。

たまたま品川近辺で一日の仕事を終えたので、初めてこのお店に入りました。
まずはすぐにこのお店のきびきびした、それでいてフレンドリーな接遇にとても気分がよくなりました。満席で座れない私のためにすぐに売り場の一角に椅子を用意してくれ、私は最初の一杯をワイン売り場で(でもゆったりした気分で)飲むことになりました。この時もお店のお嬢さんが時々現れて、「すぐに席が空くと思いますので」とか、「いつもはどんなワインをお飲みですか?」などと気をつかってくれ、ますます気分が良くなりました(15分位で奥のワインバーに座れました)。

グラスワインのメニューは月に2回ほど変わるとのことでしたが、私がこの日飲んだのは次の通りです;
・ニュージーランドの白ワイン・シレーニ(2007 ソーヴィニオンブラン)
・スペインの白ワイン・エナーテ
・ボルドーの赤ワイン・Chateau Marjosse 2006
更に数日後に再訪して、
・イタリア・ヴェネツィアの白ワイン・2007 Vinnae Serros Cella

特に「エナーテ」は気に入りました。深みがあり、スペインの大地の恵みと太陽をそのまま頂いているような旨みを感じました。

グラスワインは一杯800円~1000円位の価格帯です。
この単価は一杯のワインから得られた大きな満足感と気持ちの良い接客で、一日の疲れなど嘘の様にぶっ飛んで、後には何とも良い気分が残った事を考え合わせると破格のお値段と言えるかもしれません。

普段あまりワインを飲まない私ですが、仕事帰りにグラスワインを軽く一杯というのは悪くない了見だな、と思った次第です。
何だかこれからも品川方面に足が向きそうな予感です・・。


夕日に生ビール、豊洲のカフェ・アンジェロ

2009-08-26 21:15:34 | お薦めの店あれこれ

(2009・08・23 豊洲 カフェ・アンジェロ

日曜日にお台場で仕事を終わったのが夕方の6時。

お台場の空を見上げると、頭上に広がる大きな大きな夕焼けの空。
所々の雲が夕焼けに染まって「いい色」に仕上がっている。
つまりそういう時は、ビールを飲みたくなるってコト・・・。

ゆりかもめでお台場海浜公園駅~DECKSへ向かうのは二人連れのときのコース。
でも今日は一人だから豊洲のアーバンドッグららポート豊洲へ。
一番海に近い店の一番海に近いオープンテラス席を見つけて、はやる気持ちをおさえつつ生ビールとカナッペをオーダー。

暮れ行く大空の下、目の前のファミリー客を横目に一人静かに生ビールを(そして良く冷えたリースリンクを)飲む!
良いですなあ・・。

このカフェ・アンジェロには1年に2回くらい来ます。
ここのロケーションと雰囲気(特に夕暮れ時の)が気に入って、夏の終わりとかに思い出したように立ち寄ります。
因みにどんなレストランやカフェでも私は料理や味は二の次、三の次で全く期待していません。
私は「よい雰囲気」こそお店の最優先事項であると信じている人です。

美しい都会の夕暮れに、暮れゆく夕空の下でゆったりとした気分で、大自然と都会のコラボレーションを楽しみつつキリリと冷えた生ビールを飲めるお店は、実はそう多くはありませんなあ・・。

「バー・アンティコ」のオープニングに乾杯!

2009-06-27 21:05:52 | お薦めの店あれこれ

(中央区新川・バー・アンティコ)

カリスマ・バーテンダーの大木さんが帰ってきました!
「帰ってきた」と言っても、大木さんはこれまで失踪していたわけではありません。ほぼ1年前の7月に、「独立してお店をもつために」ということで、九段下のバー・グロットを辞めて以来、杳として行方が分かりませんでしたが、2~3日前に「店をオープンしました!」と突然電話があったのです。

ある意味で私は、大木さん(=バー・グロット)によって人生の大事な一部分である、「良いお酒を味わいながら飲む楽しさ」に開眼しましたね。
それまで「行きつけのバー」を持たなかった私に、「行きつけのバー」へフラリと立ち寄ってバーのマスター相手にとりとめのない会話を交わす楽しさがあることも教わりました。

居心地の良いバーで、静かに飲むって本当にいいですなあ・・。
気心の知れたバーテンは決して邪魔にならない程度に話しかけてくれ、時には同じような隣人を紹介してくれたり・・。

ぜひ茅場町駅近にオープンしたての「バー・アンティコ」を訪ねてみて下さい。
大木さんもこのブログを良く読んでいますので、その辺りから話が盛り上がるのではと思います。
「バー・アンティコ」 中央区新川2-1-6 まるさかビルB1
           電話 03-3553-9009
 (日比谷線茅場町駅1番出口からゆっくり歩いて3分位です)

・女性一人でも安心して飲めるバーはないかしら?
・一人でもゆったりと落ち着けて、雰囲気の良い静かなバーはないだろうか?
・価格帯もMax5千円以下で収めたいだけど・・?
それらのお答えはすべて「バー・アンティコ=大木マスター)にありますよ、と断言できます。

私はシングルモルト・ウィスキー派ですが、もちろんお酒は文化そのものでもあるそうですから、「知らないお酒をちょっと冒険して飲んでみる」ことをお勧めします。因みに私の一番好きなのは、「バルヴェニー15年」ですかね。
(下の写真を参照)

どうです、おいしそうでしょ?



雨の休日、駒場の「カフェ・アンサンブル」へ。

2009-05-10 13:11:48 | お薦めの店あれこれ

(2009.05.06 目黒区駒場)

前ページの駒場界隈への散策に引き続き、駒場のクラシック音楽喫茶
カフェアンサンブル」を訪ねました。
もともと、駒場へ行こうとしたのはこのカフェへ行くのが本来の動機でした。
「京王線・駒場東大前駅」を下車、雨の降る静かな住宅街を抜けて約5分でお店に着きました。

地下1階のカフェへの入り口の隣りに、大変にきれいな花屋さんがあります。
ヨーロッパ調で落ち着いた佇まいのエントランスで、美しい花々に送られての入店となり大変に気分が良いです。

お店に入って、まず目につくのは中央壁際のグランド・ピアノでした。
グランド・ピアノのあるクラシック喫茶! 素晴らしいところへ来た、という思いがします。 クラシック喫茶、というよりは、
「音楽サロン」という第一印象で全体にシックで上品な雰囲気が漂います。
しかし何よりも、あの名器・タンノイから流れ出る弦楽器の音色の素晴らしいこと! 
柔らかく伸びのある、しっとりとした音で、これだけでここへ来た甲斐があるというものです
(個人的に私は、タンノイのスピーカーの大ファンです。英国人は良い仕事をしてます!)。

モーツァルトのヴァイオリンソナタの流れる店内には、明らかに近所の方と分かる
小学生の男の子と一緒の若いお母さん、本を読みながら体全体で音楽に反応している中年の女性、私、の三組だけでした。
広いバス通りに面しているのに地下にあるせいか、店内は大変に静かで、柔らかいヴァイオリンの音色がぴったり。

何回も言うようですが、渋谷のあの狂乱・喧騒を離れてほんの10分。
こんなに近くに緑豊かで静謐に包まれた駒場は、「異空間」とも言えます。
そしてこの異空間は、雨の日にこそ真価があるという感じがしました。




西荻窪の「コーヒーロッジ・ダンテ」

2009-04-24 21:43:11 | お薦めの店あれこれ

(2009・04.24 西荻窪)

私は、「クラシック喫茶」と「ジャズ喫茶」には強く興味を惹かれます。
・どんなお店だろう?
・どんな人がやっているのだろう?
・どんな音楽を流しているんだろう?

私が興味を惹かれるのは、クラシックとジャズこそ私が生きる糧としている音楽ジャンルであるから、です。
さらに言えば、今の世の中では強烈な個性を打ち出す喫茶店(クラシックおよびジャズはその典型)は、
経営的に極めて難しいというのが通り相場です。
(当たりさわりなく不特定多数の大衆を呼び込む機能本位のカフェが大流行なのはご存知のとおりです)。

JR中央線・西荻窪駅南口にあるコーヒーロッジ・ダンテは、その意味で、私好みの筋の通ったカフェでした。
全体が茶色もしくはこげ茶色で統一され、渋くシックな雰囲気が漂い,いつまで居たくなりそうな居心地の良さがあります。
いただいた「ダンテブレンド」のコーヒーは、このお店の感じと同じで、きりっと引き締まったシャープなおいしさでした。

この日、店内にはモーツァルトの「フルートとハープの為の協奏曲」がやや静か目の音量で流れていました。
欲を言えばそして出来る事なら、お店の窓ガラスが鳴動するくらいの大音量でクラシックを流して欲しい(私の学生時代の
クラシック喫茶はそうでした。学生たちは大音量の中で一人瞑想したり、仲間と口角泡を飛ばして議論したり、恋人たち
はみじろぎもせず見詰めあっていたり・・・)。
今の時代、「全てが醒め過ぎている」と感じるのはわたしだけだろうか。

Anyway,このお店は長い年月を経たものだけが持つ独特の味わいがある異空間です。
聞けばこのお店は、昼間はクラシック、夜はジャズを流すのだといいます。
ぜひ次回は夜来てジャズの流れる「コーヒーロッジ・ダンテ」を体験しなくては・・・。

ジャズ喫茶・マイルストーン

2009-02-10 10:15:59 | お薦めの店あれこれ


高田馬場駅から歩いて3分のジャズ喫茶・マイルストーンは、四谷のジャズ喫茶・イーグルと並んで
私がよく出没する場所です。(毎月どちらかに顔を出すと言った程度です)。

「マイルストーン」は1976年のオープンというから今年で33年目。
浮き沈みの多い(というよりは沈む方が圧倒的に多い)ジャズ喫茶経営をここまで
やり続けている事自体に頭が下がります。
「イーグル」のオヤジと同様にここのオヤジもその意味では「筋金入り」であり、こうした頑固なまでの決然たる強固な
意思を持った「ジャズ喫茶のオヤジ」は最近どんどん少なくなっています。
私自身はジャズ好きでもかなりヘラヘラしていて世の中に迎合して生きていくタイプなので、こうした頑固オヤジには憧れます。
(なりたくてもなれない遠い理想の存在として、ですが)。

さて問題は音(サウンド)ですが、マッキントッシュの真空管アンプとJBLのスピーカーから紡ぎ出される大音響のジャズは
私の耳にはソフトに心地よく響きます。
特に女性ヴォーカルが私の耳とは相性が良いようです。
オヤジの厳しい横顔を眺めながら、「これがこのオヤジの音なんだ」と納得行く良い音で、何時聴いても疲れません
(私はいつも最低3時間は居ます)。
かけてくれるジャズの内容も、よく登場するヴォーカルを含め私の好みのラインと
ほぼ同じです(余談ながら、「四谷・イーグル」の場合はとても耳に心地よいとはいえない前衛的・先鋭的なジャズもよく登場します)。

特筆すべきは、この「マイルストーン」においては、
・会話が自由であること(「イーグル」は日中は会話禁止!)
・無数のオールジャンルの雑誌や本が置いてあり、それらを読む事も買う事も出来る。
の2点であります(写真に備え付けの本の一部が写っています)。

東京には、いやこの日本には、星の数ほど無数の喫茶店やカフェが存在するとは言うものの、僅か500円程度で
極上のサウンドを聴きながら数時間をゆったり過ごせる場所はそんなにはないでしょう。
おまけにいつも空いているし(失礼!マスター、ごめんね)。

「名曲喫茶・ヴィオロン」へ行く。

2008-10-11 11:22:28 | お薦めの店あれこれ

(2008.10.08 東京都杉並区阿佐ヶ谷の”ヴィオロン”)

今、東京に数軒しか残っていない(と思われる)クラシック音楽専門カフェの
一つ・「名曲喫茶 ヴィオロン」へ行ってきました。
何故か定休日の火曜日に2度も来るというドジさ加減で今回は3度目の正直。

先に結論から言わせて貰うと、私はとても良い印象を受けました。
演奏される音楽の音質、お店の雰囲気、コーヒーの味、ご主人の対応の仕方、
等など全てに渉って、じっくりと時間と手間をかけ心を込めて私の前に提供されました。これこそ私がカフェに求める
「カフェのあるべき姿」であり,機械的にお客様を捌くマニュアルで経営されるカフェチェーンでは絶対に得られないものです。

・コーヒーの味・・・美味しい。何よりも丁寧に淹れてくれたのが分かる。
 しかも350円という信じられない法外とも言える安さ・・。
・音質 ・・・ 真空管アンプと巨大なスピーカーから出てくる音に魅せられました。
 クセがない柔らかいしっとりした音で思わずホッコリするような音質です。
 全てご主人の手造りらしいが,音にもその手造りの丹精込めた良さが出ています。
 この日はバッハのオルガン曲を中心に聴きましたが、あのシステムから紡ぎ出されるヴァイオリンや
 チェロの音はどんな風に響くのだろうか? とても興味があります。
・店内の雰囲気・・・7人いたお客さんが全員お一人での来店でした。
 本を読みながら音楽を聴くというスタイルの人が殆どでした。
 店内は水を打ったように静かです。軽い緊張感が漂い、「コホン」とセキをするのもためらわれるこの雰囲気、私は大好きです。

数十年前、政治デモ・学生運動に大荒れだった私の学生時代、東京には至るところに
クラシック音楽の流れる名曲喫茶がありました。
私はバイトをしてはそのお金の殆どを本につぎ込み、どっさりと本を抱えて名曲喫茶にしけ込み日々を過ごしていました。
今こうしてせちがらい世の中になりましたが、かろうじて「ヴィオロン」のような場所があり、志を持った人がいることを発見出来て
今日はとてもうれしい一日でした。