太陽光発電道楽人のブログ

太陽光発電に30年余り携わり、今は個人で太陽光発電所を運営しています。
ブログでは太陽光発電の技術面を中心に述べます。

ソーラーシェアリングは良いけれど両面発電はどうかな

2017-03-15 19:48:43 | 太陽光発電技術

ソーラーシェアリングが随分盛んになってきましたね。いろいろな人が取り組んでいるようです。確かにこれがうまく行けば面白いと思います。そのソーラーシェアリングで変わった二毛作を行うというニュースがありました( 「米と発電の二毛作」、太陽光パネルの両面発電にも挑む)。

 

2015年からNEDOの実証事業として取り組んでいるので、既に2年が経過しています。パネル下でのコメの出来具合はパネルが無いところに比べて各年90%、82%となっています。昨年の成績が悪かったのは、育成の大事な時期に日照が少なかったのでパネル影の影響が大きく出たためのようです。とりあえず参考になる数値ですね。

 

このプロジェクトの特徴の一つはワイヤー式の架台のようですが、記事だけではどのようになっているのか良く判りませんでした。もう一つの特徴はパネルの裏面にもパネルを設置していること。コメの育成期間中は本来のパネルの裏で発電し、コメの期間が終わるとパネル間に出し表向けて発電させるようです。ソーラーシェアリングではパネルとパネルの間隔が広いので、これができるようです。

 

この方法を「米と発電の二毛作」と呼んでいます。

 

裏向きパネルが表向きの時は良いですが、裏向きの時は本来の1割程度しか発電しないそうです。本来のパネルは26枚で、この内24枚に裏向きのパネルを設置し発電させたところ、全体で発電量が51%増えたそうです。パネルの枚数は本来の26枚に24枚増追加していますので92%の増加。当然のことながら、全体での効率はあまり良くありません。

 

アイデアは面白いですが、うまく採算をとる方法があるのでしょうかね。記事では発電コストは21円/kWhとなっているので、ちょっと苦しいような気がします。パネルがもっと安くなれば良いのでしょうかね。

 

NEDOの報告会があれば聞きに行きたいと思います。

 

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