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アベユーイチ「実写映画 テニスの王子様」

2007-08-15 23:01:12 | 映画評
「人間は無用な知識の数が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」


さて、アベユーイチ「実写映画 テニスの王子様」を見ました。

goo映画 「テニスの王子様」での、現在の評価は85点です。

ちなみに、SF映画の金字塔「ターミネーター2」が同点の85点。世界的名作「七人の侍」80点。フランシス・フォード・コッポラの代表作が「ゴッドファーザー」83点。

…………スゲェな、おい、テニヌ。


ともかく、作品を見た感想としては…………。

主人公が、たらこ唇。
シーンによっては気にならないが、シーンによっては非常に気になる。l


手塚部長が、中三という設定。
無理ありすぎ。

まぁ原作でも、「こんな中三いねぇよ」と方々から評されているのだから、ある意味、忠実な人物設定。


まぁそんなことよりも、…………ヒロインがブサイクだなぁ。

ブサイクは言い過ぎにしても、普通。

が、ヒロインなるものは、無駄なくらいに美人であることが求められます。
それに比して、「普通」では………………、映画中では「ブサイク」に思えてしまうのも詮無いことです。

まぁ「テニプリ」と言えば女性ファンに支えられている作品。
ヒロインの選定にも、いろいろと理由があるのかもね。


作品全体としての評価は、ともかくも「時間泥棒」。

それは、ある種の名作に対して、「二時間という時間を全く感じさせなかった」とか「この映画の二時間のためなら、数時間の行列も我慢すべきである」という類の「時間泥棒」ではないです。

「人生の二時間を無駄にしたね」
という「時間泥棒」です。


が、わたしも、これまで、数々の「時間泥棒」と戦ってきたツモリです。

アイドル映画としては、充分に及第点となっている本作。


中途半端に適当に良くできているよ。

オレの求めているのは、こんなんじゃねぇんだよ!

チクショー。

もっと破綻、もっとトンデモ設定、もっと噴飯アクションが欲しいんだよ!

クソ、時間を返しやがれ!


という感じでした。


これまでの、時間泥棒。
もりたけし「戦闘妖精少女 たすけて!メイヴちゃん」
ますいさくら「「できる男」「できない男」の見分け方」
那須博之「デビルマン」
クァク・ジェヨン「僕の彼女を紹介します」


実写映画 テニスの王子様

松竹

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