花鳥風月

happy&beautiful life

フィリピンの子どもたち

2014-06-22 17:50:34 | 

動物園で出会った子どもたち。彼女たちは、親がいて、学校に通えて、休日はこうして、友達同士で遊びに来て・・・

そういうのが普通の子たちもいれば、

街を歩いていると、5歳くらいの裸足の女の子が手を差し出してお金をくれ、とせがんできたり、10歳くらいの男の子が泣き真似をしてまで、買ってくれ、と物を売ってきたり・・・

どうして、この国はこうも生活が違うのだろうと心が痛くなります。

市内には、孤児院が男女別に数箇所あり、両親に放置された子、虐待を受け保護された子、問題を起こした子、様々なトラブルを抱えてた子が政府の支援のもと、保護、養育しています。

 

施設に入れれば、まだいいのですが、入れない境遇の子は、一生をどうやって生きていくのか・・

教育を受けなければ、まともな仕事にも就けられないし・・・

誰でも平等に教育を受けられるようにならないものかと。。

特にフィリピンは、ビサヤ語、タガログ語など、地域によって言葉が異なるため、共通語である英語を学校で教わらないと、仕事をするには、難しいようです。

 

ドミトリーの友人が、裸足でバスケットをして遊んでいる子どもたちを見て、靴を履かせてあげたいと、友人らで日本で古靴を集めて、2箇所の施設で子どもたちに100足以上の靴を渡してきたと聞きました。その友人らはまだ20歳代。その行動力には本当に感心です。 施設で暮らす両親がいない子どもたちは、政府や個人等、沢山の支援を受けて、トレーニングをし、仕事に就けるようになるようです。

友人らは、この物資の支援を続けたいと言っていました。ただ、靴を集めるのは知人に呼びかけ、着払いで送ってもらい、数がまとまったら、飛行機でセブまで飛んできて・・・費用がかなりかかったらしく、続けるためには、もっといい方法を考えなくてはと言っていました。

そこに一緒に付き添った学校のフィリピン人の先生は、「私は子どもが嫌いだったけど、あの施設の子たちは本当に可愛かった。みんながハグをしてきて、名前を聞いてきて、ありがとうと言ってきて、元気をもらった。また行きたいのよ」

みたいなことを言っていました。

彼らが支援を続けたいと言い、先生が元気をもらったという子どもたち。そこは一体どんなところだろうと気になって、アポイントをとって友人らと行ってきました。

 

施設を案内をしてくれたのは、21歳で13年施設で過ごすチームリーダーの子でした。

「僕たちはown storyがあって、みんなそれぞれ境遇が違う。毎朝、掃除のあとは、リーダーがグループの子どもたち全員に体調のことや、昨日あったことなど聞いている。平日は学校に行って、ここでは、寝食をともにしている。年長の人が小さい子とパートナーを組み、料理の仕方や掃除、洗濯、生活面をみている。土日は、ボランティアで算数の先生が来たり、英語の先生が来てくれるから、宿題など教えてもらっている。they need love.」

と言っていました。

 

小学校から大学までは政府が支援しており、皆、そこから学校に通っているようです。ご飯もしっかり食べて、学習もでき、子どもたちは皆安定しているようでした。日本の「YOTUKAIDOU」というところも支援していたようで、建物に名前が記してありました。

私たちは、パンとジュース、折り紙の差し入れを持っていきました。

 

皆喜んでくれて、日本語で、「ありがとう」と言ってくれました。

彼らは、ピアノやギター楽器で歌を聴かせてくれたり、小さい子は、ハグをしてきてたり、本とにみんな可愛かったです。

リーダーの子が言っていたthey need love.という言葉が印象的で、物資の支援も必要なのでしょうが、両親が傍にいない彼らにloveは必要不可欠。こうやって、訪問して、それを続けられれば、loveを共有できる気がします。

彼らが、本当に喜んでくれ、帰り際には「また来てね!ありがとう!!!」とハグしてきて、凄く嬉しかったし、単純に本当にまた行きたいと思いました。

私はセブを今週に経つのでもう行けませんが、まだ残る友人らは、来月また訪問したいと言っていました。

元気と勇気をもらいました。

彼らが、将来、仕事をして、食べ物に困ることなく、安定した生活を送れることを心から願います。また道端で生活する子たちが一刻も早く保護され、教育を受けられる仕組みができることを願います。

 

 

 

 

 


ジンベイザメと泳ぐ

2014-06-14 18:46:56 | 

早いものでcebuでの生活が残り2週間になり、名残惜しくなってきました。

先日、cebuの南部oslobにジンベイザメウォッチングに行ってきました。

ジンベイが現れるのは午前中だということで、気合を入れて、市内のドミトリーを朝の4時に出発。3時間半バスに揺られ、oslobへ。

バスに3時間半も乗っていたのに、料金が150P=400円くらいでびっくり。

着いたら、手こぎボートでスポットに向かいました。

ジンベイザメを待つこと10分そこら。すぐに現れました。

oslobのジンベイザメは、世界で唯一餌付けに成功しているところだそう。

なので、怖がることなく、餌を食べに、ボートに近づいてきます。

私たちは、シュノーケルで、一緒に泳いできました。

人間を恐れることなく、近づいてくるので、初めは驚いて、逃げようとして、慌てていたら、溺れそうになりました・・・

でも、とても大人しく、人間なんて無関心。関心があるのは、餌をくれるボートだけです。

ジンベイザメは英語で「Whale shark」 漢字にしたら、「鯨鮫」。

クジラと言われるのが分かるような・・

鯨を直接見たことはないですが、目がとても優しく、大きな身体で優雅に泳いでいました。

この鮫、大きな身体をしているけど、好物は、シラウオのような小さな小魚。

後ろ姿。マックス3頭~5頭ほどやってきました。ここまでなると怖い。びっくり。

良い経験になりました。

しかし、愛用していた強靭デジカメPENTAX optioが、今回の2度目の海中撮影を最後に、壊れてしまいました;_;

作動はするけれど、シャッターが下りなかったり、動きが大分、変に。

人に尋ねると、いくら防水でも、海水で使用した場合は、使用後、30分ほど真水に浸し、その後、綿棒で細かい部分に入ってしまった砂などを取り除かないといけなかったそうです。水で軽く洗い流すだけではダメでした。知らなかった~~!!再度、メンテナンスをしたら、復活することもあるそうなので、試してみたいと思います(涙)