甲状腺の病気(バセドウ病)日記・・・(発症・診断から治療まで)

「家族」や「仕事」がある中で、これからどのように病気と向き合っていくべきか悩む日が続くでしょう。

「バセドウ病」と診断・・・〔メルカゾール服用開始〕

2008年02月25日 | Weblog
2008年2月23日
 朝1番に病院に行った。「バセドウ病」と診断された。その後治療方法について説明があった。手術は確実で早く治るようであるが、手術リスクや甲状腺機能低下のリスクもあり、これは選択しなかった。放射線治療については、この治療をできる施設が非常に限られており、通院に多くの労力を要するなどのデメリットがあるので選択しなかった。医師ははじめから薬物療法をすすめるような言い方だったのでそれを選択した。文献等で調査したら、日本国内では80%位が薬物療法を採用しているようだ。(欧州は日本と同様であるが、米国やカナダではほとんどがアイソトープ治療を選択している(公的医療制度は不十分なので最もコストの小さい治療法を選択する者が多いためとされている。))
 しかし、薬物療法には白血球の好中球が減少又はなくなるという命にかかわる副作用がまれに生じることが非常に怖い。 どれもメリットデメリットがあり、選ぶのは難しい。
 ここまできたら、治療に専念するしかしない。
 この日からメルカゾールの服用を開始(1日3錠)
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〔メルカゾールについて:バセドウ病の治療薬としてはこの薬のほかにチウラジールの2種類がある。通常は前者を先に使用する。それは、前者は後者の10倍の効果があることや、ある特定の副作用が出にくいためであるとされている。〕
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 薬で治療する場合には長期間かかり、数ヶ月で効果が出始めるそうだ。ある男性のブログを見たら、2ヶ月間仕事を休み治療に専念したとあった。私の医師は値が正常になるには数ヶ月かかり、正常値になるまでは仕事は難しいといいつつ、診断書には2週間の自宅療養が必要、と記載しており、「言っていることと書いていることが違うではないか」と言いたい。だた、医師は、症状を見ていつでも自宅療養の延長の診断を出すとは言っていた。 しかし、私は、早く仕事に復帰したいので、薬の治療を開始して10日で復帰する予定だ。 何かあったらどうしようかとも不安はあるががんばろう。
 

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