須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

移植

2011年10月22日 | スタッフより
2008年11月28日の記事で、熊本の宮原敬助さんという当時17歳の男の子が、拡張型心筋症という病で、助かる術としてはドイツでの心臓移植しかない。そして、「敬助くんを救う会」が発足され、無事にドイツへ渡り、待機・・・そして、移植・・・

今、熊本に帰り、元気に過ごされていることを、敬助さんのブログから知ることができます。

「移植」しか、助かるすべが無い。そして、それはいつ自分に起きることかわからない。

先日、子供が風邪をひいて病院へ行くのに保険証を出し、裏に臓器提供に関する意思表示についてこう書かれてあるのを見て



「そうだ、書いておかなくちゃ」と、昨日の日付と名前を記入しました。

まだまだ、専門的な知識なんてなく、でも、もし自分のいのちが動かなくなって、自分の身体の臓器が誰かのためになるならば・・・

という思いしかないですが、まずは「知る」ということから、多くの人に広がるといいですね。

以下、敬助さんのブログより転載

日本臓器移植ネットワークのHPに移植登録者数が掲載されています。

心臓移植の累計登録数は以下の通りです。



累計登録数 533人(1997年10月~2011年9月30日までの14年間)
死亡 167人(31%)
国内移植 113人(21%)
渡航移植 41人(8%)
取消 17人(3%)
待機中 195人(37%)

敬助さんのお母さんの一言「理解をしなければ前には進めない。」

そうですね。

須永博士の旅に同行したり、須永博士美術館にいて、臓器移植をした、またはこれから入院して手術をするという方に出逢います。

礼文では、息子さんに腎臓を提供したお母さん。
自分自身が腎臓移植手術をうけたという女の子に出逢い、

先日、「これから入院します!その前にここに来たくて・・・。」と女性のお客様。

医療の進歩で助かるいのちがあることを、目の前で教えてもらいます・・・。

昨年12月の出逢い

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