須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

須永博士24 歳のノート

2010年05月26日 | 須永博士の人生
ふと、手にしました

前にも紹介したことがあります、須永博士のノートです。

誰かに見せようとかではなく、一生懸命に生き方を考えていた時(24歳頃)の須永博士の心の声がびっしりとつまっています。

この貴重なノート、不思議なタイミングで、開いてみたくなるときがあります。

今、パッと開いたページには、

「もし自分が3年前の生活を送っていたらどうであろう。

それはきっとさびしいものであろう。」

と書いてありました。

家業の写真屋を手伝いながら、「絵描き,詩人」を目指そうと決めてから、3年、すでに振り返ると、3年前とは大きな変化があった事が想像できます。

書き始めから、紹介しますね。

「自分はなぜ現在写真を、絵をかくのであろうか。

それは、自分がこの世に生まれてきた運命と同じように

それは だれがそうしたのでもない

自分に与えられた人生というひとつの道なのであろう。

もし現在自分に写真と絵がなかったらどうであろう。

もし自分が3年前の生活を送っていたらどうであろう。

それはきっとさびしいものであろう。

人間というものは、考えようによっては短い人生である。

それを自分にもっとも素直に充実した人生を送るには、自分にふさわしいなすべき仕事をなす事にあるのではないか。

もしそれが自分に一番ふさわしい仕事であるならば、自分のすべてをかけてまいしんするべきである。

それには、目的をもち、やらなければならないという決心をもち、ただひたすらに進む事にあると思う。


このあとも、数ページにわたり、書かれてあります。

これを読んだあと、自分に置き換えて考えてみました。

自分は今、なぜここにいるのだろう、なぜ、生まれ故郷を離れ、ここで子育てしながら仕事をしているのだろう。

目的をしっかり持って、日々の仕事に向き合うと、すごく幸せなことにいっぱい気づきます・・・。

ここでしかできなかったことがたくさんあります。

今、人生の中で、すべてが満たされて、すべてが上手いっている人って、そんなにたくさんいないんじゃないかと思う・・。
なにか悩みや苦労を抱えながらも、日々をがんばっているんじゃないかな・・・。

落ち込むことや、つらいこと、そんなこともありながらも、生きている今、今しかできない自分の人生を、「決心」して、前へ向かって

自分にもっとも素直に充実した人生

を歩んでゆけたらいいですね。

このノートを読みながら、いくつかの詩が浮かびました。

どれも、須永博士20代~30代に作られた詩です。







さぁ、今日もがんばろうっと




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