色々と聞きながら。

ぽこん、と演劇を真面目にやろう、という話しを持ちかけられた。

普段素人演劇とはいえ金だ！金だ！金を稼がなあきまへん！ と言っている僕だけど、「谷岡さんは演劇でお金を得ようとしてるんですよね？ 演劇で生きて行きたいんですよね？」と真剣に問われると流石に怯む。

たまに思うのは、ああ、演劇という世界の片隅に居ても良いんですね？僕。ということ。ありがたいことです。

演劇で生きて行きたい、と言う人が周りに何人かいて、実際に生業にしている人の所まではまだたどり着いて居ないけど、これだけ才能とやる気に溢れる人がいるなら何かやれるだろうと感じる。

「以前打った演劇は酷いものだった。最近の人のはキチンとしてて凄いと思う。面白いかどうかは別にして（詠み人知らず）」というツイートを読んだ。

ちゃんとしてるんだよね、演劇界。音照はじめスタッフはキチンと金を取る方ばかり。舞監なんかもしっかりいて、公演時間なんかはかってくれたりするんだけど、本当にそこまでの演劇かなあ、と思う事がある。

たまに世界のニュースで驚かされることあるでしょ、割り箸で建物の模型作りました、とかさ。プロの仕事じゃないけど見たくなるやつ。

ああいうのが好きだなーと思いつつ、ぽこんと出てきたその話しを受けてみた。

そう言えば以前いた会社でね、研修で何か発表する度に「今回はこのような機会を与えていただきありがとうございます」なんて枕詞を強要されておりました。

ばっかばかしーと思いつつ、他人の枕詞を寄せ集め話し始めにコピペして言ってましたが本当はね、自から出る言葉なんだよね。

ありがと。