相撲古美術

相撲に関する資料の紹介や相撲史の研究の成果を発表していきたいと思います。

渡辺崋山の二点の巨人大空武左衛門画像(その2)

2016年10月24日 | 日記

崋山が二度目に大空を描く前に考慮に入れていたのは、①大刀の先端を画面に入れる②右足の裾を張り出して、安定感をもたらす

ことだと思われる。③の着物のシワは、全く同ポーズをとってもどうにもならない。崋山は二度目の大空を描いた時に、現在のクリーブランド本を持参して前の壁に張ったに違いない。私の大空軸は崋山ではなく、裏書にある所蔵者の高木梧庵とする人がいるが

弟子が師匠の絵を模写する時に、そのまま模写しないで、自分の考えを入れて描くであろうか。ましてや着物のシワまでなぜ変更

するのだろうか。崋山の絵を変更できるのは崋山だけであろう。このへんのことは『相撲趣味』163号に詳述してある。いまだに本物はクリーブランド本だけであるとされる方がいるが、この二回の考証を論破出来る研究者をお待ちしています。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 渡辺崋山の二点の巨人大空武... | トップ | 相撲の人形(その65) »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。