鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

受動喫煙対策の行方

2017年07月23日 | 議会活動

平成29年7月23日(日)

 

 朝刊に、「受動喫煙対策35知事賛同」という見出しの記事が載っていました。これは、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正が、この秋に想定される臨時国会に向け、法案の取りまとめを行っているとのことで、共同通信のアンケート結果では、本県知事を含め35知事が「必要」と考えていると言う内容です。

 

 改正内容では、飲食店の原則屋内禁煙を掲げる厚生労働省と、条件を緩和して喫煙、分煙を認める自民党が対立し、通常国会への法案提出が先送りされたが、14知事が厚生労働省案を支持し、自民党案はゼロと言う結果でした。

 

 私は、個人の立場でこのことについて考えてみたいと思います。

 最近は、どこに行っても喫煙コーナーが設けられ、分煙は進んでいると感じます。駅や空港、大規模な商業ビルなどでは、ガラス張りの密室となった喫煙ルームがあり、大きさはまちまちですが、建物内に煙が漏れない仕組みを取り入れ、分煙効果は守られていると実感します。

 しかし、そのような設備がある一方で、小規模な施設や工場などでは、外部の片隅に灰皿を置き、喫煙コーナーが用意され、近づかなければ喫煙しない人にとっては気にならないかも知れません。

 私が通う県議会の控え室には、間仕切りで囲まれた禁煙コーナーが-あり、広さは6畳くらいで、真ん中に換気装置があります。会派に所属する議員の内、2割くらいが喫煙者でこのコーナーを利用しています。先ほども触れましたが、間仕切りで囲まれているとはいえ、天井までの三分の二くらいの高さの間仕切りですから、煙を全てシャットアウトすることはできず、周辺には常にタバコの煙が漂っている状況です。

 私の席は、このコーナーに近い所にあり、タバコを吸わない立場としては、苦々しく感じることもあり、分煙が機能していないと言わざるを得ません。

 

 私は25歳頃まで、一日に20本以上のタバコを吸う愛煙家でした。家族が増えることがきっかけできっぱりと喫煙を止め、同じように普段禁煙していても飲酒などの時に吸う知人も何人かいましたが、私は今日まで一切吸っていません。

 今では、喫煙者が吸わなくてもそばを通るだけで気になるくらい、敏感になっています。

 

 タバコは健康への悪影響があることがはっきりしていて、それを認めながらも法律で禁止するまでには至っていません。長い間の慣習や、リラックスさせる効果等が喫煙を助長しています。したがって、喫煙権は私自身も理解しています。ただし、嫌煙権も大切にして欲しいと思います。以前訪問した中学校の「薬学講座」では、タバコの害について学校薬剤師が細かく説明し、それに対する生徒からの感想も聞いたことがあります。子供達の教育を通じて、禁煙の流れは更に進み、喫煙は今後減少していくことは間違いないと思います。

 

 さて、最初の新聞の記事も含め、私はしっかりとした分煙が図られるよう望みます。子供やタバコを吸わない人達に影響ある受動喫煙は認めたくありません。喫煙者は自分の責任において、周囲に影響がないかを確認することが「優しさ」ではないでしょうか。中途繁華な取り組みが、喫煙者の権利をどんどん狭めていくことは間違いありません。そして、人の出入りする施設では、これらのことが守られないと、今まで足を運んでいた人達が遠のくことになります。

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