鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

中学生の「薬学講座」

2017年06月19日 | 議会活動

平成29年6月19日(月)

 

 中学生を対象とした、薬物の実態や被害防止、タバコやアルコールの害などについて学習する「薬学講座」が市内の中学校で開催され、聴講してきました。

 

 麻薬覚醒剤や危険ドラッグなどをテーマとした講座は、「薬物乱用防止教室」などと銘打って、ライオンズクラブなどが以前より取り組んでおり、その活躍ぶりは承知していましたが、実際に学校現場などで実施している様子は見たこともありませんでした。

 今回のきっかけは、4月に、ある地区のまちづくり団体の総会に出席した際、来賓席で隣に居合わせた中学校の校長先生と雑談した中で、今日の「薬学講座の企画があり地域にも公開しているので時間があれば参加を」とお誘いを受けたものです。

 

 「薬学講座」は今年で2回目を迎え、昨年の講座内容が「危険ドラッグ」であったことから、今年はテーマを変えたと言うことでした。

 今年の講師は「学校薬剤師」が務め、「薬の正しい知識」と「タバコやアルコールの健康被害」についてと言う内容でした。考えてみると、身近にあるタバコやアルコールが、思春期真っ直中の生徒達が興味を示すことは昔からあり、その延長線上に薬物の危険性が忍び寄ることも考えられます。必ずしも両者の関連性を強調するものではありませんが、否定できるものでもありません。

 

 「薬の正しい知識」では、薬の外見(包装、容器、液体・粉末・固体などの形状など)から、多くの種類が存在することに触れ、薬の正しい使い方、副作用などを事例で紹介し、その正しい知識は医者や薬剤師などで得ることが大切と解説しています。薬も使い方を誤れば害となることを改めて理解しました。

 

 「タバコの害」については、最初にクイズ形式で、「この10年間で最も日本人の進んだ生活習慣は?」との問に、私自身も思いが寄りませんでしたが、「タバコの喫煙率は、昭和当初は60%を超えていてそれがしばらく減少せず、10年前に減少しはじめ、昨年の7月で19.3%となり、中でも20歳代の喫煙率が大きく減少した」ということでした。減少の理由は、「タバコ価格の値上がり」、「健康意識の高まり」、「喫煙に対する規制強化」などがあげられるそうです。

 中学生にとってのタバコの存在は、心理的に興味を示すものではありますが、「タバコの害」について知ることが大切だと言います。まずは、この後の「アルコールの害」もそうですが、有害物質の影響は大人と子どもで比較した場合、子どもへの影響が大きいことを数値で示しています。吸わない人に比べ大人で4倍、子どもで14倍というものでした。健康被害では、がんをはじめ、脳卒中、心筋梗塞などのほか、美容への影響として老化の進行、受動喫煙による周囲への影響などを解説しました。

 

 「アルコールの害」では、子どもはアルコール分解などの能力が低く抵抗力が弱いこと。肝臓への影響により病気になりがちであり、脳は萎縮することが確認されている。学生などは「一気飲み」などで急性アルコール中毒になる事例は少なくない。度が過ぎれば、アルコール依存症に転落してしまう。

 ノンアルコールビールはアルコールが入っていなくても、「大人が受け入れる酒の味」なので、子どもが飲むと飲酒のきっかけになるので要注意。

 

 以上のように「薬学講座」では、一番身近にあり手を出しやすい、「タバコ」と「アルコール」について、中学生に与える影響を、分かりやすく具体的に科学的なデータを用いて学びました。

 

 今回の講座は地域に公開されていましたが、残念ながら参加者は私を含め3名で、地域もそうですが親子で学ぶ「薬学教室」が開催されれば、家庭の問題として話し合うきっかけとなり、大きな効果が期待できそうです。

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