鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

豪雨対策に備えて

2017年05月16日 | 議会活動

平成29年5月16日(火)

 

 これからの季節は、梅雨からはじまり台風など、また温暖化の影響と思われる異常気象もあって集中豪雨の発生が懸念されます。毎年、各地で発生するこの豪雨災害のために、県民の生命・財産が脅かされています。

 いわゆる防災対策では、自然災害に対するハード的な防護策が求められることは当然ですが、しかしその対策は限られており、的確な防災情報に基づく早期避難などのソフト対策も求められています。

 

 行政も支援し、地域毎の自主防災計画の策定により、また自主防災訓練などで、自助・共助について「もしもへの備え」が進んでいます。自主防災組織は、元々が東海地震説から始まり、東日本大震災のような全国各地で発生している大地震・大津波などへの備えが中心でありますが、冒頭で触れたように、集中豪雨などの被害は毎年発生し頻度が高まっている災害であり、ややもすると「地震・津波災害」に隠れてしまいそうな感が歪めません。

 

 災害の特徴を理解し、それに適応した対策が求められており、防災訓練のあり方は、今後は益々より実戦的な内容に見直されていくと思います。

 

 さて、今日は豪雨災害で度々被害を受けている富士市西部地域の河川において、集中豪雨の際の水位上昇に伴う水門開閉の安全対策について、地元の代表や水路管理者などが立ち会いのもと、その問題点や改善策などについて説明を聞きしました。

 

 河川にはいくつもの支流があり、それぞれの水位や水流は異なります。支流が流れ込む本流河川の水位が上がると支流に逆流する可能性があり、それぞれの支流の入口や出口には水流を制御する水門が設置されています。大きな河川では動力が導入され、また、遠隔操作により作動するものもあります。小さな河川では手動で開閉する水門が多く、これらは、地元の消防団や水防団、町内会や水路管理者、また地域から委託されている建設関連業者などが操作をします。

 集中豪雨時、この水門の開閉操作を行うために現場に出向き、河川に転落して濁流にのまれるなどの事故は決して少なくありません。小さな河川で普段はほとんど水流がない場所でも、豪雨時には濁流となることが多いのです。

 

 視察した現場では平時の穏やかな状態でしたが、数年前に豪雨でこの場所を襲った濁流が周辺に大きな被害を与えていてことを、その被災直後に訪れ知っていただけに、非常時の事態は容易に想像がつきます。操作をする人達は高齢者も多く、さらに事故に遭う危険性は高くなると言えます。地元の方が操作をしてみてくれましたが、鉄製の重い水門を、しかも水圧で押さえつけられている状況下では、とても安全とは言えません。

(視察地の河川周辺は住宅地があり、いくつもの支流がある)


(小さな河川に設置された手動水門。ハンドルの回転で上下させる)


(2枚目の写真の反対岸の水門は、このように人力で上下させる。危険が多い)

 

 これから始まる豪雨期にあたり、地元の皆さんと現場の課題を検証できたことを踏まえて、関係機関に働きかけをしていきたいと思います。

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