鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

期成同盟会による県境をまたいだ政策課題への取り組み

2017年05月19日 | 議会活動

平成29年5月19日(金)

 

 静岡県と山梨県にまたがる国道469号(通称:富士南麓道路)の建設促進と、富士山南西麓(岳南地域)の治山治水対策推進のための期成同盟会の総会が、富士宮市内を会場に開催されました。

 期成同盟会とは、行政の境を超えて共通の課題の実現のために連携した要望活動などを、国や県に求めていく団体のことです。私が関わる期成同盟会はこの他に、新々富士川橋や新東名高速道路アクセス道路の整備があり、こちらも近々に総会が予定されています。

 

 期成同盟会の総会には、主催者である関連市町の正副首長、担当部長などの幹部と市・町議会議長のほか、来賓として地元選出の国会議員と県議会議員、国・県など関係機関の代表が出席します。

 同盟会を構成するのは、正副会長に関係市町の首長が、理事に市・町議会議長、市・町首長の一部が監事を務めます。事務局は会長を輩出した市・町の職員が務め、総会では資料作成や会場準備、司会進行、事業報告や決算報告、事業計画や予算などの説明を行います。

 

 総会で決定した活動内容に基づき、夏から秋頃にかけて、要望先となる県・国などの出先機関や本庁への要望活動(事業の進捗状況を確認するとともに、未着手部分などの早期対応のための予算要望など)を行います。県関係では、土木事務所などの出先機関は同盟会役員が、また本庁には地元選出の県議会議員が、知事や議長および担当部長への要望活動に同行します。国関係では、出先機関は同盟会役員が、本庁には地元選出国会議員が同行することが慣例となっています。

 

 富士治山治水期成同盟会は、昭和41年7月に設立されこれまでに約半世紀もの間、活動してきました。期成同盟会では、潤井川や芝川および沼川水系の治山治水に関する事業の達成を図ることを目的に掲げていますが、これまでに各地の水系において、河川の氾濫や土砂災害などの災害が発生しており、地域を災害から守るための、安全と安心を確保するための活動です。

 しかし、国や地方の財政は厳しく、多額の費用を必要とする対策は長い年月を要します。また、温暖化による集中豪雨や大型台風の発生など、半世紀前と比べても気候変動の影響により災害の発生確率が高まっており、「早期の解消」は望むものの「いつまでに」が見えない状況というのが現状です。従って、毎年の繰り返しにはなりますが、地方だけでは解決できない、しかも行政区を越えた課題の対応のために、期成同盟会の役割があり、地方からの「熱心な働き掛け」により、県や国に応じてもらう仕組みでもあるのです。

(富士山治山治水期成同盟会総会の様子)


(関係市町の皆さん)

 

 国道469号の整備では、小山町から富士山南麓を通り山梨県南部町までの沿線地域に対し、富士山が世界遺産に登録され観光振興をはじめとする経済対策のために、また、災害発生時の「命の道」となる復旧や物流を確保するための道として重要な路線でもあります。平成32年には新東名高速道路の御殿場ジャンクション以東が延伸し、中部横断道の完成も目途がついてきました。この二大高速道路を結ぶ国道469号の両接続部分の整備は、高速道路の開通にあわせることで最大限の効果が得られます。県ではこの部分を優先的に進めるといっていますが、用地買収が済んでいないところやルートが決定していない部分もあって、完成までの目途は立っていません。重要路線であることを参加者全員で共有するとともに、関係機関へ共同して要望活動を続けることで、一日も早い完成を目指します。今日は、山梨・静岡両県から関係者が集まりました。

(国道469号建設促進期成同盟総会の様子)


(関係市町の皆さん)

 

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