鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

大淵笹葉地区お茶まつり

2017年05月03日 | 議会活動

平成29年5月3日(水)

 

 第5回大淵笹葉地区お茶まつりが開催されました。

 笹場地区の茶畑から眺めた富士山は、既に世界中から関心が集まる景観となり、毎年参加者が増えている人気上昇中のスポットです。この時期は、富士山に春霞がかかり、また場合によっては雲で山が見えないこともしばしばありますが、今年はこれまでの開催の中では、比較的天候に恵まれた日となりました。

(この景観に関心が集まっている)

 

 今年のお茶の生育は昨日が八十八夜でしたが、例年より10日ほど遅れているということで、毎年私自身が撮影している写真と比較してみると、確かにその違いが確認できます。茶の初取引は既に始まっていますが、取引量が大変少ないということでした。

 

 静岡県では現在、「美しい茶園でつながるプロジェクト」と称し、茶園景観を中心に中山間地の魅力を屋内外に発信し、誘客を図り、茶業の活性化と地域振興を図る施策を展開しています。富士市大淵笹葉地区の茶畑と富士山の景観は、一部のプロ・アマチュア写真家の間では、相当以前から人気があり、富士山が世界遺産に登録された頃には、富士山を題材にした写真コンクールなどが各地で開催される度に、その人気度は拡がり、その後、静岡県知事室の壁写真や記者会見の折に背景として使用され、度々、マスコミに登場するようになりました。

 

 しかし、笹場地区では本県全般でもささやかれている茶業の低迷から、茶農家では茶畑の維持に難色を示す所も表れ、景観としての価値が高まる一方で、その存続が危ぶまれていました。地元まちづくりに関わる有志の皆さんがこの課題に気付き、「まちおこしの核」となり得る可能性を地域全体で共有しようと、茶畑の保存を含め景観の確保のために、このまつりを企画しました。現在では、観光面での期待が高まり、誘客のための駐車場やトイレ・休憩所などの整備が県や市が支援し整備が行われ、景観の基本となる茶畑も、地元茶農家の協力で維持と保存のための努力が図られています。

(笹場地区お茶まつりのメイン行事は、写真撮影大会)

 

(地元は出店や茶園の中での野点を提供し、心からの「もてなし」を展開)


(笹場地区限定の観光ボランティアも登場し、ユーモアも交え説明いただいた)


(富士の茶娘による茶摘みが景色に花を添えた)

 

 この景観は、インターネットで拡散し、これまでにアメリカの大手ニュースネットワークをはじめ、フランスやオーストリア、アジア一円の国々から取材クルーが訪れるなど、国際化が進んでいることに驚かされます。海外の有名ブロガーや観光プロデューサーなどを招致し、彼らから見た笹葉地区の魅力を世界に向け発信しています。

 以前、私がシンガポールに出張した際、タイのフォーブスという雑誌の表紙に使われている「笹場地区の茶畑から見た富士山」の写真や、現地を訪れたミャンマーからの取材クルーともお会いしたことがあります。

 

 地元では、観光産業として地域を発展させる起爆剤となるよう、様々な取り組みを検討しているところですが、人の関心は5~6年もすると飽きてしまうことが一般的と考えていますので、5年目を迎えたこの時期こそ、将来を見据えた次の戦略を練ることが大変重要だと考えています。

 

 今日は、県からも担当部長や農林事務所長をはじめとする関係者、市長や市の担当者も訪れており、先ほどの課題について様々な意見交換をさせていただきました。また、外部から訪れた写真を通じて各地の状況を見ている写真家の皆様からも、多くの貴重な意見をいただきました。何よりも、地元の皆様と多くの時間を割いて現場で意見交換できたことは、大きな収穫であったと感じています。

 

 立ち上げ当初から関わってきた一人として、これからもしっかりと支援していきたいと思います。

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