鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

静岡茶を守れるか

2017年07月15日 | 議会活動

平成29年7月15日(土)

 

 このところ、静岡茶を守れるかどうかの新聞記事が目に付くようになりました。

 本県には、県内で生産・販売する静岡茶への「着味と着色」を原則禁止とした「製茶指導取締条例」があり、生粋の静岡茶のブランドを根幹から守るために、1956年に条例を施行し、以来、60年以上に渡りその役割を果たしてきました。

 しかし、静岡茶は市場で低迷し、茶業そのものの存続に危機感を持っています。静岡ブランドを守りつつ、消費者の嗜好に合った新しい茶製品も開発され、特に担い手となる若い人達の挑戦が目立つようになりました。静岡茶を守りつつ、新たな茶づくりも可能な仕組みはないか、関心が高まっています。

 

 私は既に県議会の茶業に関わる所管委員会委員として、県から「条例を廃止の方向で検討する」と説明を受けています。既にその情報はマスコミを通じて県民の皆様に伝えられているところですが、その後、「反対」の意思表示もあり、中には県に条例を維持するよう要望活動を行った団体もあると聞いています。

 

 この問題に関し、当初は県内の茶業団体から「改正要望」を県に提出し、検討した結果、施行以降、条例に基づく摘発事例がないこと。静岡茶の品質やブランド化は県内茶業関係者が守る努力をしてきたこと。近年、フレーバーティや新たな清涼飲料水としての商品開発など多様化が進み、その製造を実現するための、条例に基づく申請手続きが煩雑になっていることなどから、「廃止」を検討しているとの知事答弁もあります。

 さらに、県内茶産地の首長から反発が相次いていることもあり、県全体での議論が十分でなかったことを認めています。県は、私が最初にこの説明を受けたときに、県民からのパブリックコメントを募ることも表明していて、7月28日までがその期限となっています。

 

 私個人としては、「改正」で進めるべきと考えていますが、6月定例会の委員会審議の中で取り上げられることになると思いますので、公の場で、県が廃止に至った経緯や、県民の意見などを聞きながら、静岡茶を守り、新たな消費拡大に向けて最善の結果を求めていきたいと思います。

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