鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

ゆでガエルにならないために

2017年04月20日 | 議会活動

平成29年4月20日(木)

 

 各地のまちづくり団体の総会が続きます。

 来賓としてお声がけをいただき、その団体の活動内容を事前に把握しながら、どんな挨拶をすれば良いか、いろいろ下調べをしながら臨むことにしています。

 来賓は私以外も招かれ挨拶しますので、下調べをして準備したからといっても、前の方の挨拶と内容がかぶる場合もありますので、その場での調整や変更を伴うことは良くあることです。

 

 今日は、ある地域の生涯学習推進会総会に招かれ、先に述べたような心づもりで臨みました。生涯学習推進会が実質的な活動部隊になる地域行事に、何度も出席させていただいた経験から、会長のリーダーシップのもと、役員の積極的な運営でまとまりのある活動が実感できる組織です。

 

 となれば、挨拶は組織のまとまりや成果などを評価し、最大限のお世辞をまき散らすことが社交辞令なのかもしれません。しかし、あまのじゃくの私は、あえて、現状の上を目指してほしいために、歯が浮くようなお世辞はできるだけ少なくしています。

 

 新聞に面白い記事を見つけました。タイトルは、「県内 進む希薄化」で静岡福祉文化を考える会が調査したもので、自治会などの地域コミュニティーが「潤いのある生活を営む上で非常に重要な役割を持っている」と考える人が大きく減り、半数を割った(47%)というものです。記事を引用すると、5年前と比べ15ポイント減少した。地域交流への期待が薄れる一方、今住んでいる地域での暮らしには54%が不安を感じている。近所付き合いについては、「会えば挨拶する」(37%)、「時々世間話をする」(26%)。「地域行事にはほとんど参加しない」(28%)に対し、「呼びかけがあれば参加する」(62%)というものです。

 この結果から、「関係者間での仲間づくりは進んでいるが、ほかは排他的で情報が行き届いていない。」と分析しています。また、調査に参加した大学生は、「若者が地域と無縁になり、地域の活力が無くなっていると感じた。」という感想も載っていました。

 

 この内容を、今日の総会で紹介したところ、メモを取っている方もいれば、「自分たちの地域は大丈夫」と感じた人もいたと想像します。私の後に立った来賓は、私の挨拶も引用しながら、「この地域は絶対大丈夫」という太鼓判を押していることに表れていました。

 今日の参加者は役員が対象で、「地域全体で取り組む青少年の健全育成と明るい家庭づくり、住みやすいまちづくりを目指す。」のスローガンを実践するための、主役である一般住民の参加はありません。役員の皆さんは意識が高い人が多いと思いますが、一般住民まで掘り下げて意識を確認したわけでもなく、先ほどの新聞記事の内容は無視できないはずです。

 私は挨拶の最後に、「この地域のまとまりは素晴らしく、活発と感じていますが、それにおごらず、今以上のまちづくりを目指しましょう。」と結んでいます。

 

 ゆでガエルになってほしくないので、きれい事が言えない来賓ですが、街の発展を願う気持ちに偽りはありません。

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