平成28年12月5日(月)
おとといの土曜日、「しずおか市町対抗駅伝2016」が静岡市内をコースに展開されました。
我が富士市は、「昨年の市の部第4位をさらに伸ばして上位入賞を」と各選手が頑張ってくれましたが、目標には届かないものの8位とよく健闘していただきました。
昨年は大会に関わる県担当部署が、私が所属する常任委員会の所管であったこともあり、委員長として前日の前夜祭、当日の開会式から表彰式まですべてに参加させていただきました。前夜祭における関係者の緊張感や、県庁本館前の熱気のこもったスタート、草薙総合運動公園での大歓声によるゴールと表彰式など、大変貴重な経験をさせていただきました。
うって変わって、今年は所管から外れたことと、地元富士市で「環境フェア」が開催され、それに一日張り付いていたこともあり、市町対抗駅伝の動きを気にしながらも、現場において臨場感のある雰囲気で応援できなかったことは残念でした。
環境フェアでは、同席した地元市長と昨年の状況を振り返りながら、現在走っている選手達の動向に触れながら、結果を楽しみにしていました。
テレビ観戦も可能ですが、やはり現場で観戦する迫力までを再現することはできません。スポーツ観戦は、競技者だけでなく、その周りの雰囲気で気分が高まります。テレビ中継では、優勝争いや注目の選手だけにスポットが当たりがちですが、どの選手にもドラマがあります。応援者の熱気も競技の一部ととらえることもできます。機会ある毎に、その場所に行って観戦するよう努めていきたいと思います。
さて、今日県庁に登庁したら、暮れの30日開催予定の富士山女子駅伝(正式名称は、「2016全日本大学女子選抜駅伝競走」)の開催通知が届きました。
今年で、4回目を迎えるこの駅伝は、富士宮市の富士山本宮浅間神社をスタートし、富士市の富士総合運動公園陸上競技場をゴールとするコースです。
私の居住する地元もコースに含まれ、毎年、多くの観戦者が沿道で応援し、「年の暮れの風物詩」として定着し始めました。
この駅伝は、フジテレビジョンによる生中継が行われ、全国に放映されます。沿道でテレビやラジオの放送を聞くことは希ですが、元マラソンランナーで解説者の高橋尚子さんや増田明美さんが放送車からランナーと併走して解説するなど、現場でもテレビでも楽しめます。
この大きなイベントが立ち上がるまでの裏舞台も見てきただけに、関係者の並々ならぬご苦労と、多くの市民がボランティアで参加するなど、他の駅伝とは違った見方ができるのも地元ならではかもしれません。
後は、当日の天候が日本晴れであること、富士山を借景に快走するランナーの姿を全国の皆さんに是非見ていただけるよう願うばかりです。