鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

総務委員会県外視察 福岡市民防災センター

2016年10月18日 | 議会活動

平成28年10月18日(火)

 

 今日から3日間の予定で、県議会総務委員会の県外視察が始まりました。

 訪問先は、福岡市民防災センター、出水麓武家屋敷群、九州電力川内原子力発電所、鹿児島県文化センターの4箇所を視察します。

 

 初日の今日は、福岡市民防災センターを視察し、昨年度は113,000人余が訪れ、うち1割が海外からの来館者という人気の施設です。施設の目的は、各種災害の模擬体験を通して、災害が発生した時の対応方法と行動力を身につけ、防災に関する知識を習得するなど、市民の防災対応能力の向上や知識普及のための活動拠点として活用されています。

(防災センター外観)


(説明いただいた職員の皆さん)


(玄関に飾られた防災パノラマ)

 

 静岡県には、静岡市内に地震防災センターが設置されており、現在、施設の目玉の一つである、地震模擬体験施設や今後の展示等の更新が予定され、他県での取り組み状況を参考として、議会活動に役立てる目的で視察しました。

 

 視察先では、福岡市消防局防災センターの関係者から、市民防災センターの概要と福岡市消防局の概要について説明をいただきました。

 

 施設は、平成4年1月に開館し、一時期民間に運営を委託する、指定管理者制度を導入しましたが、昨年4月より消防局が直営で運営しています。その理由を質すと、市民サービスの向上、事務の簡素化、行財政改革などを理由に変更したとのことでした。施設の展示や訓練概要は後で触れますが、消防法で規定する訓練などが、民間ではできないこともあり、また、組織を簡略化できるメリットが大きいことがその主な理由とのことでした。人員の重複を省略すれば人件費も軽減でき、それらの総合的な判断によるものです。

 

 展示・訓練施設の概要ですが、福岡市内で発生する恐れのある災害を想定し、ゲームを楽しむ感覚の中で体験訓練ができるコーナーを設置し、来館者のニーズに応えているといいます。

 具体的には、防災パノラマ、ガイダンスシアター、福岡県西方沖地震記録模型、水害体験コーナー、レッスン119・171、強風豪雨体験、避難訓練、地震体験、消火訓練、火災体験、水害体験、救急訓練、姉妹都市などの消防、消防Q&A、消防ヘリコプターの展示などがあります。

 これらの訓練には、一般市民(大人)、小中学生などの児童生徒、企業研修(一般・防災担当者)などがあり、本日も平日の午後であるにも係わらず、多くの研修参加者が訪れ、私達が実体験することはほとんどできませんでした。

(研修に訪れた人達)


(地震体験)


(水圧体験)


(消火訓練)


(修学旅行で訪れた小学生)


(県西方地震の記録)

 

 昨年度の来館者数は先ほど113,000人余と記しましたが、平成4年の開館から今年3月までに、延べ272万人が訪れています。

 来場者の内訳は、市内52%、市外19%、県外29%で、国外から約7%が訪れると言うことでした。

 防災センターが観光スポットにもなっているということです。

 

 県外者の来訪では、修学旅行の訪問先に指定されており、東日本大震災後のように、大きな災害が発生した直後は、来訪者が伸びる傾向があります。

 今日も、宮古島からの修学旅行生が訪れていました。

 外国人は、今日も静岡空港から福岡空港に到着する前に機上から見られた、博多港への中国等からの観光客を乗せた大型客船が2隻入港しているように、多くの外国人が九州へのゲートとして福岡市に上陸します。

 防災センターは無料であることや、周辺に観光客が寄りやすい環境であること、ルアーコンダクターが必ずついてくるので、通訳の問題も施設で用意しなくても良いなどの利点が、外国人の来館にプラスとなっているようです。

 館内では、必ずしも外国語表記がつぶさにあるわけではありませんが、それでも外国人が来ることは、うらやましい限りです。

 基本的な施設としての機能が、充実しているからであることは間違いありません。

 

 本県の地震防災センターの充実を図る上で、基本的な機能を充実させることのほかに、観光施設(国内外)としての戦略が組み込めるのか、多角的な視点で検討していく必要があります。また、在住外国人の防災意識を高めることも重要ですから、外国人対策にも配慮することを検討していかねばなりません。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« CNFサンプル企業展示会 ... | トップ | 総務委員会県外視察 指定管... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む