鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

福祉まつりで賑わうけれど

2016年10月16日 | 議会活動

平成28年10月16日(日)

 

 快晴の秋空のもと、地元の区民体育祭が開催され、開会式に来賓として挨拶をさせていただいた後、最初の競技「各種団体リレー」のスターターという貴重な体験をして、今日のメイン行事である富士市中央公園西側イベント広場で開催される、「市民福祉まつり」会場に向かいました。

 

 市民福祉まつりは今年で36回目を迎え、毎年参加団体や来場者が増え続け、福祉サービスを受ける障がい者等の皆様や福祉に関わる団体、そして一般市民にとっても、富士市を代表するイベントとなりました。

 

 主催者によると、1981年の「国際障害者年」を契機に始まったというこの福祉まつりは、ノーマライゼーションの理念に基づき、あらゆる人が気軽に心地よくふれあう場を創出し、福祉への理解を深め、共に生きるまちづくりを目指すとしています。テーマは、「であい ふれあい わかちあい」~来て 見て 遊んで 参加して!~と掲げています。

 開催内容は、各種団体によるステージにおける音楽や劇・ダンスなどの披露や、福祉体験を通じて障がい者について理解を深めるコーナー、福祉施設や支援団体などが食べ物や雑貨等を提供するバザー、ゲームや紙芝居、製作遊びなど子どもと大人のふれあいの場、福祉に関連する情報を発信する啓発コーナーなどが会場いっぱいに展開されていました。

 また、東日本大震災で被災地から転入された方々と、被災地を支援する団体が協働して被災地の産品を販売する「みちのくの店」が出店し、さらに、福祉まつりに出展した団体から寄付を募り、今年、熊本地震で被災された阿蘇郡西原村へ、地域福祉活動復興支援金として贈るということでした。

 主催者の意図したように、多くの市民の福祉への関心の高まりと、善意の渦が会場の至る所に感じられるイベントでした。

(優秀ポスターの表彰式)


(オープニングイベントで、会場全員で富士サンバを踊る)


(サンバを踊る来場者の皆さん)

 

 さらに、会場に隣接するロゼシアターでは、富士市福祉展が開催され、市内の特別支援学校と特別支援学級や、障害児(者)福祉施設、高齢者・介護保険関連施設の皆さんの絵画や工作などの作品が所狭しと展示されていました。

(同時に開催中の、福祉展ポスター)


(障がい者サービス事業所の紹介)


(高齢者福祉サービス事業所に通う皆さんの力作)

 

 私は、毎年このイベントに参加させていただき、各ブースを回って関係者の皆様と意見交換することを一番の楽しみにしています。

 開会式前後は、舞台周辺に集まった、多くの顔なじみの障がい者就労支援施設の利用者の方々と言葉を交わすことから始まり、運営に携わる主催者やボランティアテント、日用品バザーで人気の高い市町内会連合会テント、その他福祉活動を支援する多くのブースを可能な限り周り、今日も3時間近い時があっという間に過ぎてしまいました。

 

 その間、様々な意見や要望をいただき、私達がこの分野で取り組まなければならない課題が山積していることを痛感します。ブースを回る毎に、待ちかねていたように声をかけていただくことは大変ありがたいことでした。

 

 福祉を支援する市民団体は、それぞれが得意分野で力を発揮しています。しかし、それらが連携して活動することもあると思いますが、実践的なところで見えないものがあります。

 例えば、4月の熊本地震では、避難所の運営や災害弱者に対する大きな課題が浮き彫りになりました。静岡県も9月の総合防災訓練では、初めて福祉避難所を開設し、訓練メニューに入れています。

 今回のイベントでは、災害ボランティアのブースがあり、熊本地震の様子も伝えていましたが、何を教訓としてどのように取り組んでいくのか、防災ボランティアだけでなく、ここにお集まりの団体に呼びかけて、実践的なアピールがあっても良かったのかと思うところもありました。

 時を得た、福祉と防災のコラボに期待したいと思います。

 

 この日が特別な福祉の日となっていないか、普段の生活の中でノーマライゼーションが浸透し実現できているのか、この会場に足を運んだ市民は良いとしても、それ以外の市民はどうとらえているのか、ここでの盛り上がりに満足せず、市民全体への波及効果も意識しながら、次回の開催に向けさらに充実することを願うものです。

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