平成28年12月3日(土)
毎年恒例の富士市環境エネルギー展と環境フェアが「ふじさんめっせ」で開催され、前日は企業が中心の環境エネルギー展が、今日は環境関連活動に取り組む行政・市民団体などがブースを設けて、活動報告や実演・体験、環境クイズなどが行われました。環境エネルギー展は5回目、環境フェアは10回目の開催となります。
私は、環境フェアの当初からお手伝いをさせていただき、地球温暖化防止、省エネ対策、エネルギーなど環境啓発活動を中心に、様々な調査結果を展示パネルにまとめて報告させていただくことや、環境クイズを用意して毎回400名ほどの市民に参加をいただいています。
また、太陽光発電や風力発電模型、LEDの特性を白熱球と比べてその省エネ性能を体験する実験器具などを用意し、実際に触れて体験していただくなど、市民目線での活動を展開しています。
とはいえ、私と一緒に活動している皆さんは、大手企業のエンジニア出身や消費者活動の役員経験者など、職歴を見ても高い専門技術を有し、退職後もその専門性を生かしてコンサルティングやアドバイザーなどを現役で続けている方ばかりですが、市民に分かりやすく、親しみやすく伝えることに努力している仲間達です。
このような活動報告のほか、子どもたちや大人向け環境学習講師なども手がけています。
(終了間近の我がグループのブース。これでも400名が訪れた)
今回の私達グループの展示テーマは「食」。省エネを主眼に、食材選びや調理方法、保存、生ゴミ処理など。食材選びでは「旬」にスポットを当て、露地物とハウス栽培における栽培時の使用エネルギーの比較や、食糧自給率、フードマイレージなどについて、クイズに答えながら学ぶ方式です。
小さな子どもたちを連れた親子連れのために、大人はクイズに挑戦し、子どもたちは実験器具を使いながら楽しく学ぶメニューを用意しました。
正直、今回は少し難しい設問もありましたが、参加者の皆さんは説明パネルを丁寧に読みながら回答し、答案用紙を採点係に渡すときには、「知らないことが多く、大変勉強になった。」とお礼を言って帰られる方もいました。
何日も時間をかけ、準備をしてきた甲斐があります。
丸一日かけ、一つの活動で多くの市民と接する機会は決して多くありませんが、私の気分はリフレッシュすることができました。
(模型のチェンソーで「きこり」気分の女の子)
(「ふるさとを楽しくする会富士川」のブース)
(今人気上昇中の「岳南電車」ブースは、テレビ取材があった)
(私が顧問を務める「こども環境くらぶ」は、市長から特別表彰を受けた)
(「富士市自然観察の会」は、ドングリなどを素材に工作体験ができる)
(「消費者運動連絡会」のみなさん)
(「食育弁当コンテスト」のブース)