平成29年7月14日(金)
朝から晴天。温度も10時頃には30度を超え、真夏日となりました。しばらく足を運んでいない畑のことが気がかりです。多分、昨年植えたみかんも、そろそろカミキリムシなどが葉を食べてしまう時期なので、予防なども必要となります。そのほか、JA関係者からいただいたみかんの管理表に基づき、必要な施しを行わねばなりません。
さらに、雑草もかなり伸びていると思われるので、除草しなければならず、気になっているだけでは解決しません。
来週から県議会6月定例会が再開され、月末までは時間がとれそうもないので、思い切って、草刈り機、農薬と噴霧器、麦わら帽子とゴーグル、マスク、ゴム手袋を持って、畑に出かけました。
予想は的中。雑草はこれ以上放置できない状況で、みかんの葉も先の柔らかい部分が虫に食べられていました。葉の色も少し淡い色の木もあり、病気なのか栄養状態が悪いのか、みかんの生育に詳しい農家に聞いてみようと思います。
まずは、除草から。周りの畑から伸びているツルや自分の畑内の雑草を約1時間かけて草刈り機で取り除いていきます。私の畑の周りはいわゆる耕作放棄地。雑草なんてかわいいものではなく、藪そのもの。その放棄地からは「クズ」のツルが伸び放題。繁殖力が強いので、油断していると自分の畑の中に侵入し、あっという間にみかんの木などに巻き付いていきます。
今、耕作放棄地解消の取り組みについて県議会でも議論していますが、周囲の農地への悪影響を、身をもって体験しているところです。
次にみかんの予防です。まずは頭の先から目、鼻、口、肌に農薬が付着しないように完全防備。そして、JA関係者からいただいた管理表により、この時期に発生する害虫や病気に効く農薬を予め用意してあったものを、指定の濃度に希釈して噴霧器で散布。これも約1時間で作業が終わりました。
準備から作業終了まで約3時間。直射日光が照りつけ気温は作業開始時刻よりさらに上回り、「にわか農家」はとても大変でしたが、これでしばらく、畑のことは心配しなくて仕事に打ち込めます。