声は魔法の絵の具箱

〜 音読・朗読で毎日に彩りを 〜

「運慶展」観てまいりました。

2017-11-20 14:54:37 | 日記

 11月17日(金)、東京国立博物館で開催中の「運慶」に行ってきました。

連日大盛況で長蛇の列だということと、午後のほうが比較的混雑は少ないという情報を得たので、自宅近くのファミレスでがっつりランチを食べてから

いざ上野へ! 上野駅構内のチケット売り場で入場券を購入するのに30分、館内に入るのに50分待ちました!

 歴史に名を残す仏師の作品には圧倒され、魅了されましたよ。絵画を観るのも大好きですが、3Dの立像・坐像は、ガラス越しであっても、

動きや質感や存在感が大きく迫ってくるようで、見ごたえがありました。特に好きだったのは無著菩薩立像。何とも言えない慈悲と憂いに満ちたまなざしが

印象的でした。この菩薩像の目は「玉眼」という水晶の板をはめ込む技法で作られていて、本物の瞳のような光り方なんです。

試しに、その立像の視線の先に移動して見上げると、心の中まですべて見透かされているような感じがして、しばらく動けなかった。。。

 35分の音声ガイドに従って一周しましたが、やはり混雑が激しかったのと、ガイド以外の作品もじっくり味わったため、一時間以上かかっちゃった。

上野駅へと向かいながら、晴れた晩秋の空に映える木々の紅葉を楽しんで帰宅しました(でも、ぐったり疲れたー)。