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1719.天久鷹央の推理カルテⅢ

                                                               
天久鷹央の推理カルテⅢ
密室のパラノイア
読 了 日2017/03/07
著  者知念実希人
出 版 社新潮社
形  態文庫
ページ数334
発 行 日2015/06/01
ISBN978-4-10-180035-6

 

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在―2017年3月―本シリーズはⅣまで刊行されている。が、残念ながらⅣは貸し出し中なので、仕方なくこの第3巻と前回読んだ第2巻、そして長編シリーズである、「天久鷹央の事件カルテ スフィアの死天使」、「天久鷹央の事件カルテ 幻影の手術室」の4冊を借りたことは、先月24日に書いた通りだ。
またどこか借りられるところがあるか探すか、あるいは予約するかして、近いうちに読みたいと思うが、なかなか思うようにはいかないのがこの世の常。
1昨年9月にこのシリーズ最初の巻を読んで、主人公である女医・天久鷹央の半分は安楽椅子探偵ともいえるような、推理の確かさや医学に関する多大な知識の詰まった頭脳と、破天荒と思える言動に魅惑されて、続くシリーズを読みたいと思いながら、例によって僕の気まぐれはそれを忘れて、1年半もたってから思い出すという始末。

 

 

この際気になっているシリーズ全作品を読んでしまおうと、まとめて借り出した。
何度も同じようなことを書くが、気に入ったストーリーをまとめて読むことは、読書記録を始めた当時避けていたことだ。広く浅くミステリー全般にわたって、できるだけ多くの作家の本を読もう、というのが僕の狙いだった。だが、誰が言ったか忘れたが、「人生は悲しいほど短く儚い」から、香と思った時に読みたい本を読む、と今は思うのだ。
僕は自覚もしているが、とても惚れっぽいから、魅力的なヒーローやヒロイン、特に僕は男だからどちらかと言えばヒロインの方に、すぐほれ込んでしまう。
シリーズであればその時点で出ているすべての巻を読みたいと思う。それを従来我慢することが多かったので、これからはその我慢の壁を取っ払って、読みたい本を読むことを徹底しよう。

 

 

にどこかで書いたが、NHKのテレビで「ドクターG」という番組を定期的に見ていた時期があった。だいぶ前のことだが、近頃また毎週放送されるようになったみたいだ。Gというのはゼネラルのイニシャルで、総合診療医を指している。
いろいろと病院を訪ね歩いても原因不明や、診断不明の病を総合的に判断して、その病名を診断して治療方法を見つける、といった番組で、芸能人や著名人をゲストに迎え、医療に関して現役の総合診療医と、若き3人の研修医が出演する。
本書の主人公天久鷹央の下す診断は、あっと驚くような天才的ひらめきもあるが、多くはその明晰な頭脳と溢れんばかりの医学知識によるもので、形は違うが、テレビの総合診療医と研修医によるカンファレンスの末、患者の持つ正しい病名を診断する過程を思い出す。
テレビ番組を例にとるまでもなく、医学や医療は全くミステリーに包まれたところもあって、だからというわけでもないだろうが、現役の医師による医学ミステリー、サスペンスが次々と生まれる所以なのか?

 

初出
#タイトル紙誌名発行月・号
1 プロローグ 書き下ろし  
2 閃光の中へ 小説新潮 2014年6月号
3 拒絶する肌 書き下ろし  
4 密室で溺れる男 書き下ろし  
5 エピローグ 書き下ろし  

 

 

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