吉原さんマジパネーっす!

2013-11-20 20:20:19 | 不毛

熊本であれ神奈川であれ埼玉であれ、東京在住で風俗に行くという話をすると、やはり話題に登るのは「吉原」である。

前にも書いたように、池袋や蕨といった地域からキャリアをスタートさせた(笑)こともあって東京の東側へ遠征することはなかった。しかし実は、「吉原」には一度だけ行ったことがあり、今回はその時のお話である。

吉原が古くからの色町であることは有名な話だが、一方でそれは優良な老舗が軒を連ねていることを意味しない。客を知り尽くした、というのは言い過ぎにしても、海千山千の連中が手ぐすね引いて待っている「魔窟」(ありていに言えば振替など含め合法的「ボッタクリ」の多い空間ということ)であって、そこへ潜入するには経験値が不足していると考えていたし、またわざわざ吉原に行く意味を見いだせずにいて敬遠していた。

 

さて、社会人になったある日のこと。
NSと4万弱という値段に釣られ、またそれなりに経験を積んで一度「魔窟」を経験しておこうという考えのもと、遠征先を「エヂンバラ」と「プリマドンナ」の二つに絞り込んで対戦相手の選定を開始した。写真より実際の(´∀`)が劣るぐらいは予想の範囲内である。過去の経験からすると、「モデル並→フツーよりちょっとかわいいレベル」という具合に、だいたい「二段階ほど落ちる」ものだ(ついでに言うと、それゆえ写真の通りor写真より上のレベルが出てきた場合に歓喜することになるわけで、それがよろしくない形でパネマジの温存に手を貸しているのではないか、などと勘ぐったりしている)。たとえば目元の皺消しはデフォルトだし、写真から胸が萎んでしまう(笑)ことはありがちな現象である。年齢が一回り違うといった(もはや)ギャグを搭載している場合もあって、これ訴えたらどないなるんやろーなwとか思ったりするわけだ。

そこで写真を見つつ、「いやーこれはなんぼ何でもかわいすぎやね」とか色々な掲示板の情報も収集し、過去のHP掲載画像やAV女優時代の写真やらを確認してある程度絞り込んだところで、とある「新人」嬢が他店でランカーだったということが判明。うーむ、この紹介なら30代前半~半ばでサービスも良好そうだし、顔がやや外れても、これなら「ちょっと残念」くらいのレベルだろうと想定(今思えば、写真の雰囲気は少しありさちゃんに似ていたのう)。

 

ほいで、前日に予約電話すると口開けの次に入ることができた。まあ平日の昼間なんでこんなもんでしょ、と思いつつ寝る。翌日、上野駅からの送迎で千束へ。しっかし道狭いねー。ソープで建物変えられんてのがあるにしても、この迷路みたいな街並みはスゲーな・・・。そしてレトロな喫茶店とか怪しげな店とか、これぞthe 東京東部って感じだぜ(←偏見)。そんなことを考えながら、結構アグレッシブな運転の後に店へ到着。待合室には他のグループ店も含めたぼかしなしの写真があったので次回の予習も合わせてファイナルチェックをすると、隠れていた口元は残念(ピグモンみたいw)だったが、まあこれくらいなら想定の範囲内だんべや。さて、お呼びがかかって階段の方へ誘われる。そして階段を上がろうとしたところで、角のところに人影が・・・

アウトー!!!!

どう贔屓目に見てもの40代のフェイス。そして腹はハート様状態(脇腹のとこの肉のつき方が風俗嬢としての年季を思わせます)。顔に散りばめられたる銀の装飾をしてもなお、二回見るのは憚られるそのフェイス(しつこい)。むしろその努力と報われなさが涙を誘うレベルとさえ言えよう。もしこれであと一つ何か問題が生じていたら、俺は店の中で人目も気にせず「チェーーーンジ!!」とシャウトしていたことだろう(もちろん予約してたので無理だけどねw)・・・が、この人めっちゃ気遣いがちゃんとしとるんよね~。まあこうなったら毒食らわば皿まで、とお部屋に移動。

少し会話をした後で脱衣。予想はしていたが、中からタイヤマンが登場した時のショックは筆舌に尽くしがたいものがあって、我がサムライソードが反応するわけもなく、海王もビックリの脱力ぶりを発揮していた。とはいえ、契約というものは履行されるものなわけで(意味不明)、消極的な俺にタイヤげふんげふん姫がのしかかってサービスを始めんとしていらっしゃる。そこでキスをされそうになった時、思わず「我に触れるな」とホセ=リサール症候群が発動して顔を背けそうになったのはここだけの話だヽ(。∀゜)ノもはやプレイ内容の詳細は忘れたが(ベッド→マット→ベッドというまあオーソドックスな流れ)、とりあえず120分の間に他の娘のことを想像しながら(笑)何とか二回放出したことだけは覚えている。

 

さて、余った時間はひたすらトークトークトーク。むしろトークに「逃げる」感じだwお互いに相手と共通の話題を必死にさぐり合いながら、発見したのが動物(ペット)ネタ。昔から家で(アヒルとかw)色々なペットを飼っていたらしく、今も犬が一匹に猫二匹を家で飼っているんだそうな。俺は犬やを含め動物は結構好きな方なんだけど、母親が全くダメなので家で飼えず、だから親戚の家で犬と遊ぶのとかチョー楽しい!とか猫カフェ大好きーとか話してると、「うさぎカフェもいいよー」とか「鳥カフェってのがあるらしいけどまだ行ってないんだよねー」とか教えてもらう。あまりに動物大好きー的な話をしたもんだから、ちょっと相手が引き気味になっていたのがおもしろかった。ま、多分見た目がガットゥーゾ的なアグレッシブフェイスなので、(子供好きの件と同じく)意外な感じがするってことなんだろうけどwともあれ、このネタで盛り上がったというか、お互い安堵した感じで押し切りましたw

 

このまま何事もなければ、問題は店のパネマジにあるわけだから、あとはこの店に二度と来ないという形で怒りの矛先と対応がはっきりした状態で終わる・・・はずだった。相手に関して言えば、見た目こそアレなものの(苦笑)、必ずこちらの膝に手を置き、また床に正座して(ベッドに座っている俺に対し)下からの目線でしゃべるといった心遣い、またこちらが気まずくならないように(これは逆も然りだが)共有できる話題を探ろうという意識が目に見えていた。言い換えればサービス精神はしっかりしていたしプレイも丁寧だったので、嬢を非難する気にはあまりならなかったからだ(ちなみに、前述の作法は店が教えるものなんだろうけど、落ち着かないのでベッドで横に座ってもらって会話しましたw)。しかしここで、廊下に置かれた飲み物を姫が取るときに、偶然向かいの部屋の子(現在店のランカー)が見えてしまい・・・ってフツーのギャルやないけーーー!!!嗚呼、俺はなぜこの人を指名してしまったんであらうか。目の前の嬢と言わずとも、せめて現在の店のランカーにしとけば・・・などと益体もない後悔が頭をよぎり、煩悶することになった。そう、全てを店のせいにしてこのトラウマは乗り越えるべし、という私の目論見は偶然の前に砕け散ったのだ。たとえベンヤミンであろうとも、今の私を慰めることなどできはしないのである(意味不明)。

その娘見なからましかば、と思えしか。
とはいえ、あからさまに機嫌が悪そうにしたり、無口になったりすることはしなかった。それは相手への気遣いもあるが、こっちも仕事で客商売やってる身ゆえ、お互い不快になるような振舞をわざわざしたくなかっただけのことだ。前にも書いたけどクレームってのは改善を期待する時に行うものであって、そうでなければその店に二度と来なければいいだけの話。だから個人に対してあからさまに不満げな態度をとってお互いに不快になるより、適切な妥協点を見つけた方がマシと考える・・・まあそういうことである。

 

ともあれ、この失敗を通じて学んだことは多々ある。 

1.当然ながら、どれだけ「予習」をしてもその範疇を超える出来事が起こり得るということ

2.デヴィ夫人はアウト

3.BSもアウト

4.相手のビジュアル>>>>>>>>>>>>即尺・NS

などなど(ちなみにこれが「杏藤なつ」に入った主な理由)。

以降完全に顔面優先となり、吉原は全く選択肢に入れなくなった。もちろん、ビジュアル重視といっても「夕月」や「睡蓮」のような店だったら叶えられるんじゃないかと思う向きもあるかもしれないが、6万も7万も出してそんな高級店に行くぐらいなら、川崎とかで格安店の研究費に充てますよって話である。今回は3万5千円だったが、まあ自分のプライオリティーをよく知るための授業料だったと思えばそれほど高くはない、かもしれない(;´∀`)

 

ちなみに、これと男の娘でパネマジを食らった事件が風俗失敗経験では双璧であり、以降はますます予習派の傾向が強まりましたとさヽ(。∀゜)ノ


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