4月になり、新入生が入ってきました。
桜の花が満開に咲く時期、新しい生活に希望をもって学生たちが大学内を歩く姿は
いつみてもいいものだと思います。
長崎ウエスレヤン大学では、「建学の精神」のもと地域に対する貢献活動を
単位認定しています。
今年は、「スマイルリボンながさきの活動支援」のコミュニティサービスを行ないます。
4月7日に全体説明を行ないその後、各事業ごとの説明会がありました。
村上・太田先生の両氏が説明にあたり、学生6名が参加しました。
男子学生1名・韓国からの交換留学生1名・女子学生3名です。
意見交換では、太田先生の相談センター見学を行なうことや今後の活動スケジュールの
確認のために月1回は集まることなどが確認されました。
全体説明の中で面白かったのは、経済政策学科の離島の研究をされている先生。
伊王島に草取りのボランティアに行くそうです。
「ただ草取りだけに行きます。何のメリットもありません。むしろ、
お金が少しかかるくらいです。楽しみといえば、草取りの後の地元の人たちと食べる
お弁当がおいしいというくらいです。それでもよかったら来てください。」というもの。
この説明には笑いが起こっていましたが、本来ボランティアというのはそういうものだなと、
改めて感じました。何もない、けれども汗を流し草とりをしながらの地元の人との会話、
仲間と笑いあいながら無心に草をとる。なかなかできない体験かも知れませんね。
土に触れるということは、心の健康にとてもいいそうです。
はたして、どこに何人くらい集まったか分かりませんが、
参加する学生達が何かしら得るものがあることを望みます。